藤井聡太七段VS近藤誠也五段の第77期順位戦C級1組の対局は、136手で近藤誠也五段が勝利しました。
藤井聡太七段は今日(2月5日)の対局の負けにより、公式戦の連勝は10で、順位戦の連勝は18でストップしました!
藤井聡太七段VS近藤誠也五段の対戦成績は、藤井さんから観て2勝1敗になりました。
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目次
順位戦C級1組の昇級争いが大変なことに!藤井聡太七段が昇級するには!?

C級1組(現在三十九名)で昇級できるのはわずか二名です。
今日の対局の結果で、8勝1敗が四人並びました!
近藤誠也五段(6位)
杉本昌隆七段(7位)
船江恒平六段(14位)
藤井聡太七段(31位)
(3月5日追記:間違えて近藤誠也五段と船江恒平六段の順位を逆にして記載していたので、訂正しました。申し訳ありません)
最終局が終わって1敗同士で並ぶと、前期の順位が高い方から順に昇級になります。
藤井さんは前期C級2組から、C級1組に昇級して初参加なので順位は下からになってしまうんですね。
なので、1敗が致命的になってしまいます。
4人とも最終局に勝てば、近藤誠也五段(6位)と杉本昌隆七段(7位)が昇級して、船江恒平六段(14位)と藤井聡太七段(31位)は昇級できないことになります。
よって藤井さんが昇級するには、最終局にまず自分が勝ち、かつ、他の三人のうち二人以上が最終局で負ける必要があります。
杉本昌隆七段は藤井聡太七段の師匠ですので、まだ師匠とのダブル昇級の可能性もありますね。
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四人それぞれの最終局の対局相手はコチラ

順位戦C級1組の最終局は3月5日(火)に一斉に行われます。4人とも対戦相手が強敵なので、どうなるか分からないですね!
船江恒平六段 VS 金井恒太六段
杉本昌隆七段 VS 千葉幸生七段
近藤誠也五段 VS 増田康宏六段
藤井聡太七段 VS 都成竜馬五段
本日の対局は戦型は流行りの▲4八金・△6二金型の角換わりに
藤井聡太七段の先手で、戦型は角換わりに。この局面あたりまでは、プロ間でいつも指されている手順ですね。

藤井さんが▲45桂馬から仕掛ける

▲4五角の場面で夕食休憩へ。

形勢はほぼ互角ですが、解説の及川拓馬六段は、先手の藤井さんのほうを持って指したいとおっしゃっていましたね。
今日のポイントの局面は82手目△9八歩


この局面で、藤井聡太七段が同香と取るかと思いきや、▲2二歩成と踏み込みます。

結果的にこの手が敗着となってしまいました。
136手△2六金で藤井聡太七段が投了

136手で藤井聡太七段が投了しました。
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