何年か前にNHKの番組で偶然観た情報なのですが、「すごい速い」というのは日本語として間違いらしいですね。
「すごく速い」が正しいそうです。
「すごい」と「すごく」の使い分けとして「すごい」は名詞に使うそうです。「すごく」は形容詞と動詞に使うそうです。
ただNHKが実施したアンケートによると、「すごく速い」を「すごい速い」と言ったことがある人が46パーセントもいるとのことです。(そんなことより他にアンケートするべきことないんかい!という突っ込みもあるだろう)
最近は本来なら「すごく」を使う場面に「すごい」を使うフランクな使い方が流行っているとのことです。
と、すごいどうでもいい話を書いてしまったことを、すごく反省しています(使い分けムズイな…)。
今後ワールドカップの解説で連発されるであろう「すごいシュートです!!」や「すごいゴールです!!」は文法的にあってるのでしょうか?シュートやゴールが名詞だと考えればあっているようですね。
「ゴール!!ゴール!すごい!すごい!すごーい!すごいゴールです!私は今、すごく感動しています!すごく!すごく!すごく感動しています!すごい!すごい!ゴールがすごい!」
解説者も大変そうですねえ…。
「情けは人の為ならず」ということわざの、誤用について
さて、文字数が全然足りていないので(一応毎回のエントリーで1000文字以上書くという目標がありまして)、話は全く変わりまして、蛇足を書き連ねたいと思います。
「情けは人の為ならず」の意味を間違っている人が多くて(僕もことわざの本を読むまで間違って覚えてたんですが)、情けや親切は人のためにならない、たとえば、ドラえもんがのび太を助けすぎると、のび太が怠けてしまってよくない、みたいな意味に考えていることが多いんですね。だから、困っている人がいても、放っておくのが正解だと。
このことわざは、全く逆で、「人に情けをかけておくと、その人から感謝されて恩返しされたり周りからの評価が高まったりするので、結局自分が得をする。情けは人の為ではなくて自分の為になるのだ」という、嫌らしいことわざなんですね。だから周りに困っている人がいたらどんどん助けたほうが、結局自分にとってもメリットになるんですね。
このことわざは、真理を「すごく」ついていますね。
僕の好きなことわざランキングの、ベスト10には入ると思います。(やった、ダラダラと書いてたら1000文字達成した!)
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