今回は、定食屋で常連になる方法を紹介していこう。
富士には月見草が良く似合うように、定食屋には常連が良く似合う。そう、定食屋界の月見草にあなたがなるのだ!!
目次
常連客になるために大切なことは差異と反復
フランスの哲学者のジル・ドゥルーズが書いた『差異と反復』というとんでもなく難しい本があるのだが(一応読んでみたが中身のほとんどが何を書いているか分からなかった)、
常連になるテクニックも基本的にはこの、
「差異と反復」
という言葉に集約される。
今までは、差異、つまり、他の人と違うことをして目立って覚えてもらう、という方法を主に紹介していたので、今回は
「反復」
について書いていきたい。
この反復の方法を使えば、人と違ったことをやって目立つのが恥ずかしいと感じる人でも、常連になることができるはずだ。
定食屋で同じメニューを毎回頼んでも常連さんになれない理由
定食屋で常連になる方法として、ときどきテレビなどで紹介されているのが、
「同じメニューを毎回頼む」
だと思うのだが、そんな簡単に常連になれるなら、常連の店を持つ人はもっと世の中に多いはずだが、現実はそうではない。
定食屋に行くたびに、「マーボー豆腐定食」を注文したとしても、マーボー豆腐定食を頼む客はあなたの他にも大勢いるので、その中に埋もれて忘れられてしまう可能性が高い。
ではどうすればいいのか?
反復を徹底するのである。
常連客になるための店に通う頻度はどのぐらいか【店に二日連続通う・うざいと思われない程度に反復】
私のお勧めは、二日連続で同じ定食屋に行って、同じメニューを頼むことだ。
さらに、同じメニューを頼むだけではなく、二日連続同じ時間に行き、同じ席に座り、同じ服装をして、注文の仕方も同じにして、同じ格好で料理が届くのを待ち、お金の払い方も同じにして(六百五十円の定食に、千円札と百円玉と五十円玉を出して、五百円お釣りをもらうなど)、「ごちそうさまでした」と言うトーンも同じにして、店を出るときの歩き方も同じにして、何もかもを前日来店の時と同じにする。
ポイントは店員に、
「昨日も同じような体験をした気がするけど、これってもしかしてデジャヴ?」
と思わせることだ。
そして、店員の深層心理にまであなたのことが入り込み、あなたがマーボー豆腐を注文する夢に店員が毎晩うなされるようになったとき、あなたは無事、「いつもの」と注文するだけでマーボー豆腐を食べられるようになるだろう。
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