常連客になって「いつものちょうだい!」と言いたい【行きつけの店がほしい】
「いつものちょうだい!」
と店で注文するときに言えるような、立派な大人になりたい。
そう思って、今まで生きてきました。
それだけを考えて生きてきたと言っても、過言ではありません。
そのためにはまず、店の常連になる必要があります。
常連の店を持つと、家と職場以外に、ふっと立ち寄れる憩いの場所を持つことができます。そこで楽しいお喋りをしたり、サービスをしてもらったり、素敵な時間を過ごすことにより、生活がきっと今より楽しくなるはずです。
これから常連になる技術について、何回かに分けて書いていきたいと思います。
そもそも僕が常連になる技術に気づいたのは、ある偶然がきっかけでした。
当時僕は、母校の某大学の事務のバイトをしていました。手先の不器用さや反抗的な態度を取る(客や店長に)などの問題を抱えているために、いろいろなバイトをクビになり続けていた僕は、大学の事務所に泣きついて仕事を紹介してもらったのです。
そしてそのバイトの休憩のときに、近くの弁当屋に行くことが頻繁にありました。週に2、3日は同じ弁当屋に通っていたでしょうか。
するとある日、店員のおばちゃんに
「いつもありがとうございます」
と言われて、味噌汁をサービスしてもらったのです。
おばちゃんに覚えてもらって、それ以来僕は行くたびにサービスをしてもらえるようになりました。
この話にはまだ続きがあります。
実は、仕事場の同僚のNさんも、僕と同じように週に2、3日その弁当屋に通っていたのです。
しかし、Nさんはまったくおばちゃんに覚えてもらえずに、サービスも受けていなかったのです!!
この違いはどこにあるのでしょうか?
必死に考えて、ついに気づきました。
僕は職員証を休憩中もつけたまま弁当を買いに行っていたのです!
その弁当屋は基本的に学生の客が多いのですが、その中で職員証を首からぶら下げている僕は目立っていたというわけです。
(Nさんは、休憩中は職員証を外していました)
常連になるコツは目立つこと【覚えてもらう・常連客になりたい】
ここに常連になる技術の基本戦法が見出されます。
つまり、「目立って覚えてもらう」ということです。
職員証をつけるというのは、ひとつのパターンであり、いつもこれではうまくいかないでしょう。
しかし、この基本的な考え方を応用しながら、誰にでもどこにでもすぐに実践できるような方法をこれから紹介していけたらと思います。
ただ、一つだけここで警告しておきたいことがあります。
それは、常連になるというのが決して甘いことではないということです。
何度も何度も失敗し、傷つき、それでも這い上がってくる者にしか常連になるチャンスはありません。
もし、そこまでして常連になんかなりたくないと思う人がいたら、次回以降は読まないほうがいいでしょう。
あまりに危険すぎるからです!!
少し厳しいことを書いてしまいましたが、努力さえすれば確実に常連になることは可能です。是非あきらめずに挑戦してみてください。
次回は、常連になる技術『カフェ編』を解説していきます!!
コメントを残す