(この文章は2008年11月4日に書いたものです)
はじめに(マニュアル本が好きな理由)
僕は自他共に認める、マニュアル本好きです。
ありとあらゆる自己啓発本やハウツー本を読み漁っています。
『人生楽して成功する方法』とか、その手のうさんくさいやつです。
「そんなの読んで効果あんの?」
と、軽蔑したような目をしながら、よく訊かれますが、
「効果などほとんどない」
と胸をはって言いたい。
むしろ、ほぼ役に立たないからこそ、マニュアル本は貴いのです。
マニュアル本は役にたたないという意味において、哲学に近いのではないか、もっと言えばニーチェに近いのではないか、と最近考えるようになりました。
役に立たないことこそ、真の意味での学問ではないかと。
が、そんな悠長なことも言っていられません。
できれば、なるべくすぐに、役に立って欲しいのです。
役に立つマニュアル本の見分け方
そして、中には実際に役に立つマニュアル本も、一握りですが、あるのです。
最近やっと(何百冊も読んだ結果)、役に立つマニュアル本と、役に立たないマニュアル本の見分け方に気づきました
役に立つマニュアル本には…
『具体的な行動』が書いてあるのです
どういうことかというと、ほとんどのマニュアル本には
「あきらめずにがんばれば、なんとかなる」
のような、精神論が書いてあることが多いのです。
そういう言葉に励まされることもありますが、大体三日も経てば忘れてしまいます。
それよりも
「毎日野菜を食べなさい」
のように、小さいことでもいいので、具体的に行動に移せることが書いてあり、具体的な結果が出るのが、よいマニュアル本だということです。
前置きが長くなりました…。
マニュアル本について語りだしたらキリがないので、そろそろこの辺で本の紹介に入りたいと思います。
人見知りを克服するには「初対面ジム」に通え!
さまざまな分野でマルチに活躍している、おちまさと氏が書いた『初対面の教科書』。
こんな本をわざわざ買っていることからもお分かりのとおり、僕は相当、人見知りです。
しかし、最近、いろんな人に会うことが多い!初対面の機会がとても多いのです。
たくさんの人と出会えて、それ自体はうれしいことなのですが、なんとか緊張しないで、余裕を持って初対面の場に挑みたいのです。
この本にも、「相手をリスペクトしろ!」とか「謙虚な気持ちでいろ!」のような精神論が結構書かれていますが、そんなことはこの際、どうでもいいのです。
この本で一番感心したのは、
初対面で緊張しないようになるためには、場数を踏むしかない。
という結論に達したことです。
そして、「初対面ジム」に通うことが、推奨されています。
初対面ジムに通うとはどういう意味かというと、多くの初対面の場を自分で作ってしまうということです。
以下本文から大事なところを引用してみます。
『例えば、意識的にキオスクに足を運んでみましょう。キオスクのおばちゃんとの初対面を作り出すのです。最初はただ話をするだけでいいでしょう。うっとうしがられない程度の世間話の時間はどのくらいかとか、どんな話題を振ったら乗ってくるかとかを、読み取っていきます。そうしたら、徐々にハードルを上げていきましょう。テーマを決めて初対面に挑むのです。例えば、最後に「仕事大変ね」とか「頑張るんだよ」と言ってもらえるようにするなどです。最終的には「これ持っていきな、おばちゃんの奢りだよ」と、缶コーヒーをもらえるくらいまで、自分のスキルを磨いてください』
このほかにも、デパートに行ったときは自分で商品を探さずに、なんでも店員さんに質問して、話を盛り上げたり、
コンビニの店員に話しかけて「お互い大変ですね」と言わせたりすることを、実践しなさいと書いてあります。
このように、具体的な行動が書いてあると、役に立ちます。
さっそく僕も、交番で道を訪ねたり、古本屋のおじさんに話しかけたりしてみました。
人見知りを一刻も早く改善するために、今後もいろいろな人に話しかけていこうと思います。うざがられない程度に…。
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