『ストレスフリーの仕事術』(デビッド・アレン著)は10年前ぐらいに初めて読んだのですが、今でも参考にしていることが多い良書なので紹介していきます!
目次
多くの人にとってなぜ仕事はストレスだらけなのか
「一度にひとつのことではなくて、たくさんのことをごちゃまぜにしていっぺんにやろうとすることです。
それから、何でも頭の中に入れておくこと。
何かをしなくてはいけないとわかっているのに、何をする必要があるのかを決めず、やるべきことのリストも整理せず、それを機能別に分けて管理することもしない。
自分がやると決めたことを書き出して管理したり、ときどき見直したりすることもしない。
だから、エネルギーを無駄遣いしてしまい、疲れ果ててしまうのです。
とりあえず目についた目の前にある仕事にエネルギーと時間を注ぎ、それが正しい行動なのだと自分に言い聞かせるのですが、確信を持ってそう言っているわけでもないので、いつも落ち着かないことでしょう」
~『ストレスフリーの仕事術』(デビッド・アレン著)より引用~
・●さんと●さんにメールを返信
・電球が切れたから買ってくる。
・サブスクリプションを1つ今月末までに解約する
みたいに、こまごまとしたやらなければいけないことがたくさんあるんですよね。
それをすべて頭の中で考えていると、パニックになってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか。
気になることを全て書き出す!GTDの実践
『頭の中に預けっぱなしになっている、やりかけの仕事はにっちもさっちもいかない状態で頭の中をぐるぐると永遠にまわりはじめる。
(省略)「牛乳を買わなければ」も「この会社を買収するかどうか決めなければ」も、同じように心のメモリを占拠する。
ではどうしたら心のメモリ空間を解放できるだろうか。
簡単だ。
それを書き出してみることだ』
~『ストレスフリーの仕事術』(デビッド・アレン著)より引用~
GTD(Getting Things Done)というライフハックの手法をデビッドアレンさんは提唱して話題になったのですが、一番の肝は「気になることを全て書き出すことです」。
手書きの手帳やノートに書いてもいいですし、スマホやパソコンのメモ帳に書いてもいいですし、クラウド上に保存してもいいです。
重要なのは、すぐに見返せる場所に「やりかけの仕事」を全て書いておく、ことですね。
それは、「プレゼンテーションの準備をする」というような大きなものから「爪切りを買いに行く」のような小さいものまですべて書き出すのが『ストレスフリーの仕事術』のポイントです。
1週間に一度レビューする
毎週かならず「やるべきこと」をレビューする機会があるとわかっていれば、次の機会までまる1週間のあいだ、「やるべきこと」についてまったく考えなくてよい、という贅沢を味わうことができるのだ。
~『ストレスフリーの仕事術』(デビッド・アレン著)より引用~
それぞれのプロジェクトを進めていき、大切なのは1週間に1回時間を取って、それをじっくり見直すことです。
筋トレ(ランニング)のプロジェクト
恋愛についてやること
勉強のプロジェクト
など、人によっていくつかのやることが並行して行われていると思います。
姉妹本の『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』もおすすめ!GTDのやり方と実践
『全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』ではGTD(Getting Things Done)方法を詳細に紹介されているのでこちらもおすすめです!