『10倍売る人の文章術』ジョセフ・シュガーマンの感想と要約をまとめました【セールスライティング本・講座】




伝説のマーケッターであるジョセフ・シュガーマンの『10倍売る人の文章術』を紹介していきます!

『10倍売る人の文章術』はジョセフ・シュガーマンのセミナー講座の内容を再現したマーケティング本・セールスライティング本・感想と要約

デパルマ三世
10倍売る人の文章術』はジョセフ・シュガーマンさんの伝説のセミナー内容を忠実に再現したものです。

お客を爆発的に増やす書き方やコピーライティングの秘密が、体系的にまとめられています。

10倍売る人の文章術』はたくさんのマーケティングテクニックが紹介されているのですが、その中から特に重要だと思う内容を今回はまとめました。

重要なマーケティング戦略4種類『シュガーマンのマーケティング30の法則』営業や仕事でも使える

まず初めに、前回『シュガーマンのマーケティング30の法則』の本の感想で解説したマーケティングの4つのテクニックをおさらいしておきましょう。

デパルマ三世
10倍売る人の文章術』にも似たテクニックが紹介されているからです!

【一貫性の原理】~ついで買いをしてしまう法則~

「ついで買い」をしてしまう法則。

車を買うまでは時間がかかるが、購入を決めたあとはドライブレコーダーやカーナビなど付属品は売れやすい。

 

【物語化】~商品を売るのではなく物語を売る~

ダンベルを売ろうとする場合。

お客はダンベルが欲しいわけではない

筋肉がついて周りにちやほやされたりする未来が欲しい。

商品を売るのではなく物語を売るやり方で、TVCMなどでも頻繁に使われている。

 

【欠点の告知】~商品の欠点を隠してはいけない~

商品の欠点は隠さずに自分からお客に伝える必要がある。

なぜなら、お客はあなたが思っている以上に賢いから。

欠点を隠してもバレて、信用を失うだけ。

欠点をあらかじめ伝えても、それ以上のメリットを伝えれば商品は売れる。

 

【権威】~著名人も使っていることを伝えて信頼性をアップさせる~

芸能人の●●さんも使っています、●●賞でNO1に選ばれました、など信憑性を伝えることで売れやすくなる。

 

今回紹介する『10倍売る人の文章術』と『30の法則』のどちらか1冊を買うなら、『シュガーマンのマーケティング30の法則』のほうが役に立つのでおすすめです。

10倍売る人の文章術の欠点・煽り系の広告セールスライティングテクニックも多い・胡散臭いので使えないやり方も

デパルマ三世
10倍売る人の文章術』の欠点を最初に書いておきましょう。

新聞とか雑誌の広告の紹介も多いので煽り系のキャッチフレーズも多くて、実際使えない(使いたくない)テクニックも多く紹介されています。

 

たとえばモルモットを売るときのリード文が

「毛がぬけないペットはいりませんか?」

なんですよね。

 

目立つことに重点を置いていて、「なんかうーん……真似したくないなあ」みたいな胡散臭いテクニックも正直多いです。

ただ、やはりマーケティングの基本的で重要なテクニックが多く紹介されているので、役に立つこともたくさん書いてあります。

マーケティングテクニック『お客の異論に先回りして解決する』

デパルマ三世
『お客の異論に先回りして解決する』のは、特にネットや通販で商品を売るときに大切ですね!
というのも、対面でお客に物を売る場合は疑問があればお客さんは質問してくれるかもしれません。

しかし、例えばネット上でお客さんに物を売る場合は

 

「あれ、この商品って解約するときってどうすればいいんだろう」

 

とお客さんが疑問を持って解約の仕方が書いていなければ、不安が解消されないので商品は売れません。

 

そのため、売り手側が

「この商品を宣伝したら、きっとお客は解約の仕方が気になるに違いない」

と先回りをして異論や疑問を予測し、そのことを詳しく書いておかないといけないわけです。

 

他にも、故障した場合のアフターサービスを書いておいたり、取り付けが必要な商品はやり方を詳細に説明したりするなど、商品ごとにお客の異論を先回りして解決することが大切になってきます。

 

商品の本質を知れ【独自性を見逃すな】セールステクニックの具体例を紹介

商品を売るときに、本質や独自性をきちんと認識しているかが重要だと『10倍売る人の文章術』には書いてあります。

デパルマ三世
たとえば、ノートを売るとしましょう。

そのノートの、本質や独自性は何でしょうか。

なぜなら、ノートなら文房具屋にもコンビニにも、他にたくさんあるからです。

あなたのノートでなければいけない理由は、何なのでしょうか。

たとえば、「水に濡れても大丈夫」とか「サイズが他のノートとは違う」など何らかの独自性があるはずです。

 

ノートの本質を「急に思いついた、大事なアイデアを忘れないように記録するもの」と定義しなおすならば、

このノートの独自性は「風呂の中で思いついたアイデアを濡れずにメモできること」です。

【顧客について知れ】誰に商品を売りたいのか・ターゲットを明確にして調べる

顧客について知るのは大事で、商品を誰に売るのかを意識する必要があります。

たとえば先ほどの「水に濡れても大丈夫なノート」の顧客は誰なのか。

大学生に売るのか、サラリーマンに売るのか、クリエイターに売るのか。

1つ分かりやすいのは、自分が普段使って役に立つ商品を売る場合は、売りやすいんですよ。

なぜかというと、その場合は「自分みたいな人」に売ればいいんですよね。

たとえば先ほどのノートを売る場合をやってみましょう。

ノートを「自分のようなブロガー」に売る場合の文章例文

「僕はブログを書いているのですが、ブログのアイデアって風呂の中で浮かぶことが多いんです。

でもお風呂を出たときには、もうアイデアを忘れちゃってることが結構ありました。

そんな時に、この商品に出会ったんですよ。

 

「水に濡れても大丈夫なノート!『水・ルンルンノート』に!」

 

アイデアを風呂の中でメモして、風呂から出たあとブログに書くようにしたらアクセス数が増えたんですよね。

ブロガーの人に、『水・ルンルンノート』はおすすめです!」

今回の顧客は、「自分のように日々文章を書いているブロガー」です。

補足ですが、僕はお風呂で思いついたアイデアは風呂上りにすぐにポメラという電子メモ帳にメモするようにしています。

ブロガーの方にポメラはおすすめです。

ただ自分が普段使っていない商品を売るパターンもあるんです。

たとえば、招き猫を売ることになったとしましょう。

招き猫をどうやって売るか【自分が使っていない商品を売る場合は、顧客について知ることが大切】

デパルマ三世
招き猫を売ることになって、自分の家に招き猫がなかったとしましょう。

そもそも、自分は招き猫を買おうと思ったことがない。

でも、招き猫って実際、お店ではコンスタントに売れてるわけじゃないですか。

誰かが買ってるわけですよね。

どういう人が招き猫が必要なのかを、調査してみます。

飲食店の店長が店に飾るように買ってるのかもしれないですし、猫好きが買ってるのかもしれないし、縁起事に興味がある人が購入者なのかもしれない。

顧客の層を徹底的に調べて、その人たちに向けて書く。

では仮に、招き猫は「日本が好きな外国人がお土産で買ってることが多い」となったとしましょうか。

招き猫を売る今回の顧客(ターゲット)は、日本に遊びに来た外国人です(日本語は読めると仮定しましょう)

 

招き猫を外国の方に売る文章例文

「外国人のみなさま。日本に遊びに来てくれてありがとうございます。

お土産はもう買われましたか?

たくさんあって、迷いますよね。

どうせ買うなら、日本オリジナルで有名なものがいいですよね。

なんといってもおすすめなのは、招き猫です。

招き猫は幸運を招くともいわれていて日本には古来から……」

 

 

というような広告文になるかもしれないですね。

大事なのは、その商品を誰に売りたいかです。

顧客は、何に悩んでいて何を望んでいるのかを考えていくことが大切です。

『10倍売る人の文章術』ジョセフ・シュガーマンのセールスライティングテクニックまとめ・大学生・社会人

デパルマ三世
今回紹介した『10倍売る人の文章術』のテクニックをまとめます。
『10倍売る人の文章術』の重要なセールステクニック

・客の異論を先回りして解決する

・商品の本質と独自性を知る

・顧客について知る

何かを売るときは、これらのことを意識すると売り上げがアップするはずです!






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