林修氏は学生時代に、先生から大事なところに線を引きなさい、と言われても、「教科書に書いてあることは全部覚えるので大丈夫です」と頑なに拒んでいたそうです。
先生の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分で勉強法を考えることが大切だと林修氏は言います。
『受験必要論~人生の基礎は受験で作り得る~』(林修著)から引用していきます。
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林修先生の名言「受験とは『批判的精神をもって、批判的な受容の中で、自分だけの勉強法を作り上げていく』ことです」
実は、僕自身が先生の言うことを全然聞かない生徒でした。
これは今振り返ると恥ずかしい思い上がりなんですが、あえて告白します。当時は、いろいろな先生を見たときに「俺の方ができるのではないだろうか? だとしたら、自分のやり方のほうが正しいのではないだろうか?」としばしば思っていました。
でも、ときに「ああ、ここは向こうが正しいな」と思うこともあって、それはいただく。そんなやり方をしていたんです。
(省略)
となると、僕みたいな極端なケースが一方の極にあって、言いなりになるという勉強法がもう1つの極にある。その間で自分の一番いいところがあるはず。勉強とはそこを各自が探していくということなんです。
実はこれは数学の考え方なんです。両端に極があって、その間に一番よい最適化ができる。関数でいうと最大値がある。僕は数学がすごく好きだったので、今になっても考え方としてパッと頭に浮かんでくる。
こんな感じで、受験勉強は単に知識を入れるだけじゃなくて、考え方の基礎というか役に立つ道具がいっぱい身につくんです。
受験勉強をしっかりやるということは、あとから効いてくるんです。今話したように、両極を置いた中での自分の最大値を発見することとか。
まとめましょうか。
受験とは『批判的精神をもって、批判的な受容の中で、自分だけの勉強法を作り上げていく』ことです。そして、それを楽しいと思える人は勉強に向いているともいえます。
自分で自分のやり方を作っていくのは、本当に楽しいことなんですよ。
そこには創造するという感覚がありますから。それが面白いところだと思います。
林修先生の名言を読んで考えたこと
自分だけの勉強法は僕も高校3年生の時やってまして、通学のとき電車に2駅だけ、毎日6分ぐらい乗っていたんですね。
下りの電車なのでいつも空いていて、同じ車両に数人しか乗っていなくて、7人掛けの椅子を1人占めできてました。
その6分をどう使うか。
勉強しないでボーっとしたり休んだりすることもできるし、勉強にしても例えば社会を暗記するとか古文をやるとか、いろいろあると思うのですが、僕は高校3年の1年間は電車に乗っている時間は「英単語」だけやる、って自分で決めたんですね。
電車に乗ったらすぐに英単語帳を開いて、降りるまで集中して覚える。
ちなみに僕がやっていたのは「速読英単語(必修編)」という本だったんですが、1ページに1つ英語の長文が載っていて、その文章を読みながら単語を覚えていきます。
片道で一つ長文を読んで、単語を復習するのがちょうどよい時間でした。
例えば、「眠るときになぜ夢をるのか」みたいな文章があって、興味深い内容だった記憶があります。
単語帳は「ターゲット」派とか「DUO」派とかクラスにいろいろいましたが、僕は長文から英単語を学んだ方が記憶に残りやすいという説に賛同していたので、断然「速読英単語」派でしたね。
その片道6分間、往復12分間の勉強は、とても集中できたんです。
集中し過ぎて、何度か帰りの電車で乗り過ごしたこともありました。
学校が終わって家に帰ってからも勉強してましたが、英単語に関しては、ほぼあの12分間で覚えられましたね。
ポイントとしては、「通学の電車の中では『速読英単語(必修編)』をやったほうがいいよ」と誰かに言われてやったわけではなくて、自分で考えてやっていたから、モチベーションが続いたのだと思います。
小説を書くときも一緒で、プロの作家が小説の書き方のアドバイスをいろいろしているのですが、そのままそのやり方を取り入れることは少ないですね。
自分なりにアレンジして、自分独自のやり方を作っていく方が、楽しいしやる気が続くと思います。
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