『生徒理論』~将棋や野球の能力を上達する方法~




先日、教えることのメリットを書いた「家庭教師理論」の対になる考え方で「生徒理論」というのがあるんですけど(まあ僕が言ってるだけなんですけど)、

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教わる側のスタンスで大切なこととして、自分よりあまりにも先に行っている人から教わるのは危険、というのがあるんですね。

どういうことかというと、

最近、藤井聡太さんの活躍がめざましいじゃないですか。棋譜を見ても、華々しい手が連発していて、感動します。

でもね、じゃあアマチュアの将棋好きな人が、藤井聡太さんの棋譜を勉強して将棋が強くなれるかっていったら、なかなかなれないと思うんですよね。

やってることが高度過ぎて、アマチュアには真似できないんです。

それで僕は将棋上達のためにどうしてたかっていうと、

ニコニコ動画とかYouTubeで、アマチュアの棋士が自分の対局を動画で無料で配信してるんですね。

棋力はばらばらで、最近将棋始めたみたいな人もいれば、県代表になるぐらい強い人もいます。

その中で、自分よりも少し強い人の動画を観るんです。

5回対局したら、1勝4敗か、2勝3敗で自分が負け越すだろうなあ、ってぐらいの強さの人ですね。

そういう人の対局を観ると、学ぶことがたくさんあります。すぐに真似できることもたくさん出てきます。

さらに、自分より少し強い人の動画を観ると、悩みも共感できるんですね。

自分だったらこの局面はどう指すか難しいなあ、と思うところで、その人も同じように悩んでてミスをしたりする。それを見て、あ、この局面はやっぱりみんな難しいんだよな、と安心できたりします。

野球でもそうですよね。

子供が野球を長嶋茂雄監督から教わったら

 

「ぱーんっとやって、ぱーんっと振れば、ホームランかヒットになるから」

 

みたいなことを言われると思うんですが、

「それはあんただからできるんだろ…」

と言う感じで何にも参考になりません。

もっといえば、自分よりあまりにも上の人から教わると、気分が暗くなるんですね。

自分はなんでできないんだって。

それよりも、近所のお兄さんから気楽に野球を教わったほうが上達できると思います。

小説の執筆でも同じ事が言えると思います。

小説の書き方を学ぶために、僕は最初は、トップの作家から学んだ方が良いと思ったんです。

だから、ドストエフスキーとかカフカとかガルシアマルケスとか、海外文学をたくさん読みました。

もちろん面白いし、圧倒されました。

ただ、じゃあその作品を真似して自分も小説が書けるようになったかというと、全然なれないんですね。

次元が違いすぎて、勉強にならないんです。

それよりも、最近デビューしたような作家、つまり、何年か前までは僕と同じようにアマチュアだった新人作家の小説のほうが、読んでいて参考になることがたくさんあるんですね。

新人作家の作品は、ドストエフスキーに比べれば圧倒的に未熟です。

でもだからこそ、真似しやすいんですね。

ああ、クライマックスはこうやって盛り上げれば良いんだ、とか、キャラはこうやれば魅力的になるのかとか、すぐに取り入れられる要素がたくさん出てきます。

その人がどんなところに悩みながら作品を書いたかが分かってきます。

自分よりこういうところがうまいなとか、優れてるなとか、でもこの領域だったら自分のほうが面白く書けるなとか、いろいろ分析できます。

風景描写って書くの難しいなあと思っていたら、なるほど、一人称の語り形式で書けば描写は書かなくて済むんだ、とかも分かります。

全部のテクニックが身についてなくても、なんとか乗り気る方法なども学べるんですね。

だからこれから何かを学ぼうとする人は、その分野のトップから学ぶより、自分より少しだけ上の人から学んだ方が、効率が良いしモチベーションも上がると思います。

 

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