中原昌也と高橋源一郎の対談
(注:この文章は2008年10月7日に書いたものです) 作家の中原昌也さんの、第18回ドゥマゴ文学賞受賞記念の公開対談に行ってきました。 対談相手は、作家の高橋源一郎さんで、対談場所は渋谷のブンカムラ。 200人弱くらい…
(注:この文章は2008年10月7日に書いたものです) 作家の中原昌也さんの、第18回ドゥマゴ文学賞受賞記念の公開対談に行ってきました。 対談相手は、作家の高橋源一郎さんで、対談場所は渋谷のブンカムラ。 200人弱くらい…
以前、ライトノベル作家がデビューした年齢をまとめてアップしましたが、今回は作家の人数を202人に増やして、再度アップします。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビ…
新人賞の投稿規定で、原稿用紙換算枚数で何枚以上何枚以内として、応募している賞が多いんですよね。 たとえば「野生時代フロンティア文学賞」は ・400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚の長編作品。手書き原稿不可。 ・A4…
参考文献:『公募ガイド2013年9月号』 目次1 あらすじは何のために書くのか【小説新人賞投稿時の梗概】2 あらすじは最後まで書くべき【小説を応募するときの概要の書き方・オチ】3 あらすじの分量はどのぐらいがいいのか・9…
『悪の教典』や『黒い家』の作者の貴志祐介さんが『コージ魂』というテレビ番組で話してたんですけど、 小説家って二種類いたんですね。 逆算型と即興型。(貴志さんはこういう呼び方はしてませんでしたが…) 逆算型の作家はラストを…
今まで何回かに分けて小説のアイデアの生まれ方を書いてきたわけなんですけど、実はアイデアを考えるのってそんなに難しいことじゃないし、結構大勢の人ができるんですよ。 例えばうちの母親もたまに手紙で小説のアイデアを送ってくるん…
マヌエル・プイグというアルゼンチンの作家が書いた『蜘蛛女のキス』っていう作品がありまして、 この作品はほとんど、刑務所に入れられた二人の会話だけで書かれてるんですね。 その形式に衝撃を受けて、他にもこんな本ないのかなあっ…
以前、川柳のコンテストによく投稿してたんですけど、川柳のコンテストって主催者がテーマを決めてるんですね。 「お金」に関する川柳を送ってください、とか、「サラリーマン」にまつわる、とか「痔」のことで川柳を書いてください、な…
小説のアイデアは、いきなりパーンと最初から最後までの企画が生まれることはほとんどなくて、 「アイデアは種のようなもので、最初はとても小さいところから始まる」 ことが多いんですね。 これは貴志祐介さんや冲方丁さんがやってい…
小説に何を書けばいいか、ってのは難しい問題だと思うんですけど、執筆マニュアル本に良く載っているアドバイスで、 「自分のことを書きなさい」 っていうのがあるんですね。 僕はこのアドバイスは、半分本当で、半分嘘だと思ってるの…
ライトノベル作家がデビューした年齢を調べたのでまとめてみます。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビュー作(小説)が出版された年齢を調べました。 既に誕生日がきて…
何かの物語論で書いてあったのですが、小説というのは基本的には「目的」で引っ張るか「謎」で引っ張るかのどちらかだ、ということらしいんですね。 目的というのはたとえば、桃太郎が鬼退治に行く、などですよね。 謎というのはたとえ…
『ショートショートの広場9』(阿刀田高:選)に掲載された60作品の中から、本日は僕が独断と偏見で選んだ第二位の作品を紹介します。 →「ショートショートの書き方~第1回~「if系」の創作について」はコチラ 第二位 『墓碑銘…
雑誌『小説現代』で、阿刀田高さんが選考委員のショートショートコンテストが行われていて、毎月五作品が採用されて掲載されるんですね。 その作品を一年分まとめて、六十作品が毎年文庫本になります。(僕の作品も過去に2回掲載された…
小説でAという作品を書いていて、なかなか途中で書き進められないときに、ふと、まったく別の作品Bのアイデアが浮かぶことがよくある。そして、Bをちょっと書いてみると、Aよりもよっぽど面白い作品になりそうな気がしてくる。 だが…
目次1 はじめに2 キャラクターを引き算の手法で設計する3 キャラクターの弱点は魅力となる4 キャラクターの命名の重要さについて5 キャラクターづくりで気をつけたいこととは はじめに キャラクター作りが苦手です。 という…
自分が書いた小説を人に読んでもらうということを、小説を書き始めて何年間も、ほとんどしてこなかった。 いくつか理由があるが、まずは単純に恥ずかしい、というのが大きい。 小説は自分の考えなどがどうしても出てきてしまうので、日…
目次0.1 プロット作りが大変な理由【小説の構想を考える】0.2 小説のプロットの選択肢を選ぶ判断基準はただ一つ・簡単0.3 面白そうなストーリーが二通り思い浮かんだらどうすればいいのか【面白い小説の書き方】0.4 プロ…
目次0.1 作家:貴志祐介について0.2 『悪の教典』が生まれたきっかけ0.3 アイデアを発想する「もし」の考え方1 『エンタテイメントの作り方』貴志祐介(著)が『Audible』オーディオブックで無料で聴けます 作家:…
目次1 執筆ハウツー本はどんなものがおススメか2 小説を書くテーマの見つけ方やモチベーションについて3 小説を書きたい人へのメッセージ 執筆ハウツー本はどんなものがおススメか 小説を書くためのハウツー本はたくさんあります…
目次1 作者の森博嗣とは何者か2 『工学部・水柿助教授の逡巡』はどんな本か3 森博嗣が作家になると決めて、一番最初にしたこと 作者の森博嗣とは何者か 1957年愛知県生まれ。ミステリィ作家。某国立大学工学部助教授のかたわ…
以前、作家がデビューした年齢をまとめてアップしましたが、今回は作家の人数を201人に増やして、再度アップします。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビュー作(小説…
この本の作者である福田和也氏は、本当にたくさんの本を読んでいて、たくさんの文章を書いています。 一番驚いたのが福田氏の『作家の値打ち』という作品で、小説574作品を全て読み、書評を書いていたことです。 その『作家の値打ち…
ディズニー映画『ズートピア』と海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の共通点に気付きまして、というか、これは面白い作品すべての共通点ともいえるわけなんですが、まあ例えば設定が面白いとかキャラクターが個性的とかね、いろいろある…