小説のアイデアの生まれ方~第2回~「アイデアの種を育てる」




小説のアイデアは、いきなりパーンと最初から最後までの企画が生まれることはほとんどなくて、

「アイデアは種のようなもので、最初はとても小さいところから始まる」

ことが多いんですね。

これは貴志祐介さんや冲方丁さんがやっていて、参考にした方法なんですが…。

貴志祐介氏のアイデアの作り方はコチラ

冲方丁氏のアイデアの作り方はコチラ

 

貴志さんがある日新聞を読んでいると、学校で教師が生徒をいじめていた、という記事を見つけて

「学校みたいな閉鎖空間で、教師が嫌な奴だったら生徒は逃げられないし大変だよなあ」

とふと、思ったそうです。

これがアイデアの種です。

この種が時間をかけて大きく育ち、名作『悪の教典』が生まれたわけですね。




ポイントは、アイデアの種を忘れないように、思い浮かんだら面倒でもノートなりパソコンなりに記録しておいて、定期的に見直すこと、ですね。

参考になるかは不明ですが、僕のアイデアの種を抜粋してみます。

 

・W主人公の話は面白い(名探偵コナンVS怪盗キッドみたいな)
・緑の眼の少女
・空からペットボトルが降ってくるシーン
・バスが二台すれ違う時に運転手が挨拶するのはなんか、ほっこりする
・時間軸をずらして小説を書く。恋愛を別れのシーンから書く
・自動運転に完全になった社会
・未来の合コン
・合コンに元彼女が来る
・トイレを必死に探す話
・三重人格・四重人格
・「7人の侍」みたいに、仲間を集めて悪を倒す物語。それぞれの仲間は個性的
・くしゃみとオナラが同時に出た
・時間を徹底的に有効に使う男の話
・借金を頼みに行く男 →説教される(ユーモラスに)
・なぜかお金を拾いまくる人
・兄弟の話。→兄と弟で全く違う大人になっていき、再会する
・上の階の奴がうるさい→苦情を言いに行く
・一つのマンションの話
・年齢の問題 →なぜ人は年齢に苦しめられるのか
・小説の文体とは、漫画でいえば絵柄では?
・ロジカルになんでも考えていく人
・男子高校生が何か部活をする話(ボランティア部?)
・ネパール人が自動販売機に当たって驚いている
・何かを隠そうとしている、騙そうとしている、取り繕おうとしている。そうやって、あたふたしている人というのは面白い
・宝くじが当たった、っていうのも、ギャグになる。佐藤正午はサスペンスにしてたけど
・最強の棋士は、世界で一番将棋を好きな人がなるだろう。では最強の作家は、世界で一番小説を好きな人がなるのでは?

 

 

このように、ひとつひとつは日常の思い付きというか、たいしたことのないアイデアなんです。

ただ、これらのアイデアをゆっくり時間をかけて組み合わせていったり、膨らませていったりすると、ある日、長編の企画になったりするんですね。

 

 

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