(これは2008年10月14日に書いた文章です)
本日、FLOGMAN(フロッグマン)氏の講演会に行ってきました。フロッグマン氏は、映像クリエイターで、Flashというアニメーションソフトを使ったWebアニメで有名な方です。
『菅井君と家族石』という作品や、NHK『トップランナー』のオープニングムービーなどの作品を発表しています。
僕は、今日はじめてフロッグマン氏のことを知りました。
有名なクリエイターはどの方も大体そうなのですが、この人もかなり修羅場をくぐっています。
フロッグマン氏は若いころ、映画の製作部で働いていて、忙しい日々を送っていたそうです。豹柄の毛皮の上で土下座したり、寝不足で車でガードレールに二回突っ込んだりしたことがあるそうです。
今回の講演で一番印象に残った台詞は、『気付く』です。
フロッグマン氏は『気付く』ことの大切さを熱心に語っていました。フロッグマン氏は、コンプレックスの塊でした。
映画監督になりたいのに、シナリオも書けないし、絵も下手だし、演出もうまくできない。悩みばかりの挫折の日々が続いたあと、ある日、そんな何もかもが不器用な自分にも、できることがあると『気付いた』のです。
それがFlashでした。
Flashなら、絵が下手でも、シナリオが未熟でも、演出ができなくても、自分ができることを組み合わせていけば作れると、気付いたそうです。
フロッグマン氏は映画製作の仕事を辞めて、Flash製作に力を注ぎます。
最初インターネット上で話題になり、それが深夜アニメになり、ついには映画になりました。
一度遠ざかったかに見えた映画監督になる夢を、フロッグマン氏は達成したのです。
「自分のできることに気付かずに、がむしゃらに映画の道だけを進んでいたら、映画監督にはなれなかった」
とフロッグマン氏は述べていました。これは大変いい話だと思います。
自分は何が得意か、何が苦手か、に気付く。そしてそれを活かして、回り道をしながらも、最終的に目標を達成する。
今日の講演を聞いて、僕の人生プランがかなり固まってきました。
FROGMANは、日本の男性企業家、CGクリエイター、映画監督、声優。本ディー・エル・イー所属、蛙男商会(かえるおとこしょうかい)代表。名前は幼少期に愛聴していた「スネークマンショー」に由来。イメージキャラクターは全身が黄色い蛙。
主な作品 『菅井君と家族石』『古墳ギャルのコフィー』『秘密結社鷹の爪』『進め!!土管くん』『京浜家族』
(wikipediaより引用)
●おすすめ関連記事
→森博嗣氏の名言「笑いたまえ。いくら努力しても…」はコチラ
→森博嗣氏の名言「こんなに頑張っているのに、どうして…」はコチラ!
→村上春樹氏の名言「人生においていちばん大事なのは…」はコチラ
コメントを残す