(この文章は2013年1月10日に書いたものです)
アンデルセンのメルヘン大賞に、なんとか投稿しました(*^▽^*)
童話の賞のいいところは、基本的に原稿用紙5枚くらいの超短編の賞が多いので、ショートショートを書くノリで送れるところなのですが、アンデルセンのメルヘン大賞は8000文字以内という応募要項でして、8000文字もメルヘンを書くのはさすがに長い…。
(ただ賞品が30万円+コペンハーゲンペア往復航空券という素晴らしさです)
頭に浮んだ物語をパーっと書いてみたら2000文字ぐらいで完結してしまったので、焦りました。
応募枚数の限度にある程度近づける、という暗黙の了解があると思うので、ここで2000文字とかの作品を送るわけにもいかないですしね。
そこから、薄めて薄めて、反復して反復して、無駄なエピソードや無駄な描写や無駄な台詞を足して、どうにか4000文字に増やしました(それでも少ないのですが…)。
あと童話は、キャラクターを決めるのが難しいです。
童話の主人公は、動物か物の擬人化のパターンが多いのですが、ピクサーとかにほとんどやられてしまっているんですよね。
魚を主人公にしようとしても虫を主人公にしようとしても車を主人公にしようとしても、すでにそういう作品があるので、はっきり言って残っているキャラクターは「糞ころがし」ぐらいしかないのです。
糞ころがしの、糞を誰が一番ころがせるかの運動会の模様を描こうと思ったのですが、どうしたってメルヘン臭が少なくなってしまうので、断念せざるを得ませんでした。
頭を悩ませた結果、まだ誰も手をつけていないであろうキャラクターを発見したので、今回はそれを主人公にしました!
が、いかんせんメルヘンな生活をまったく送っていないので、書くのが大変でしたね…。
次は「ゆきのまち幻想文学賞」(1月20日締め切り)を書いて、そのあとミステリーの短編を書いて、その勢いで長編小説の構想を練る予定なのですがどうなることやら…。
あと、日本新薬こども文学賞の童話も送ります。(これは原稿用紙6枚でいいらしい!やった!)
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●追記
「アンデルセンのメルヘン大賞」以外にもいろいろ童話の賞に応募しましたが、すべて一次選考で落選しましたね。今から5年以上前になりますが、当時は自分が何が書きたいのかが分からなくて、かなり迷走していました。
なぜ自分には童話が書けると思っていたのかが謎ですが…。ただ、実際にやってみて失敗してみて初めて気づけることも多いので、童話を書いた経験は無駄ではなかったと思います。
というわけで、今は童話もSFもホラーも本格ミステリーも向いてないことが分かったので、文学と一般エンタメの小説を書いています。この二つが僕に向いていたような気がします。(また何年かして変わるかもしませんが…)
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