森博嗣氏の名言「思いどおりに小説が書けません。どうしたら、良いでしょうか?…」




「思いどおりに小説が書けません」という質問に対しての、森博嗣さんの回答が参考になりました。

森博嗣氏のブログを本にした「MORILOG ACADEMY」の9巻から、引用していきます!!

本では改行無しで書かれてましたが、ブログ用に改行を入れていますのでご了承ください。

「どうしても、思いどおりに小説が書けません。どうしたら、良いでしょうか?」と尋ねられることも少なくないのだが、そういうときは、「思いどおりに書けなかった小説を見せて下さい。何作くらいあるんですか?」ときき返す。

1作も書けてない人が多い。

1作も書けてないのに、どうして思いどおり書けないなんて言うのだろうか? 書いてから悩めば良いではないか。

書けない書けないと悩む人がいるけれど、書けないなんてことはない。なにかは必ず書ける。幼稚園児だって書ける。100時間も1000時間も悩めば、必ず書けるだろう。

5作ぐらい書けば、自分の才能が小説に向いているかいないか、多少はわかるのではないか。

 

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森博嗣氏の名言のとカズオ・イシグロ氏『遠い山なみの光』の感想

 

カズオ・イシグロさんの『日の名残り』と『わたしを離さないで』の2冊に衝撃を受けて、最近デビュー作の『遠い山なみの光』を読んだんですよ。

どんなデビュー作を書いてるんだろうとワクワクしながら読んだんです。

こんなこと言ったらカズオ・イシグロファンにおこられてしまうかもしれませんが、なんと、そんなに面白くなかったんですよね。(といっても僕もカズオさん好きなんで、もう『忘れられた巨人』も買ってあってこれから読みますが…)

もちろん、今後の傑作に繋がるような「記憶」というテーマだったり、どこか悲しみを帯びた雰囲気だったりと、カズオ・イシグロさんらしさはデビュー作からすでに出てるんですが、なんというか、まだ完成されていない印象を受けました。

『日の名残り』や『わたしを離さないで』にあった、文体の語りとしての魅力や、舞台設定や題材の斬新さや、ハラハラドキドキする展開が、デビュー作には見られないんです。

 

つまり何が言いたいかというと、ノーベル賞作家ですら、最初から面白い作品が書けたわけではない、ということなんです。

 

いろいろ実際に書いてみて、完結させてみて、じゃあ次はこういう作品を書こう、ここを変えていこう、というように試行錯誤しなら、だんだん面白い作品を書けるようになってくるのだと思います。

だから、まだ1作も小説を書いたことがないような人が、

 

「思いどおりに小説が書けません」

 

って、そりゃそうだろ!って感じなんですよね。

スノボ初心者が高い山に登って、いきなりすいすい滑れると思ってるのと一緒なんですよ。

スノボでは実際に何度も転びながら滑り方を覚えていくしかないように、小説も実際に書いて、失敗したりもどかしい思いをしたりしながら、作品を書き続けていくしかないのだと思います。

今回引用した文章だと森博嗣さんは「5作くらい書けば」と言ってますが、確か別の著書では「小説は20作も書けば書き方が分かってくる」と言ってた気がします。

西尾維新氏も「小説は10作ぐらい書くと書き方が分かってくる」と言っていましたね。

ただ、小説を10作~20作書くまで頑張れる人ってほとんどいなくて、その途中で

 

「自分にはやっぱり小説を書く才能がないんだ」

 

と諦めていくんですよね。

僕は今、長編小説を7作完成させましたが、最初の作品を書いていたときよりは、だいぶ自分の書きたいことを書けるようになってきました。

ただ、まだまだ理想とはかけ離れています。

おそらく、あと10作品ぐらい書けば、今よりもだいぶ面白いものが書けるようになっているでしょう。

とにかくたくさん作品を書けばいいんだ、と考えると、やることがシンプルになって、気が楽になると思います。

 

 

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