テレビ番組『俺の持論』(テレビ朝日)で2017年11月12日に放送された、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの才能の見つけ方のプレゼンが参考になったので紹介していきます!
目次
オリラジ中田敦彦さんのコンプレックスだらけの苦悩の日々・漫才を10年やったが鳴かず飛ばず
オリエンタルラジオでの13年間(2017年時点)の活動は、決して順風満帆ではなかったことが冒頭に明かされます。
「お前ら何て芸人じゃねえ」
「面白くはねえ」
「あんなもん宴会芸だ!」
など、批判も多く、「お笑いの才能があるのか」と悩んでいた日々。
そして、中田敦彦さんは、自分が見えなくなってしまいました。
「芸人だったら漫才やれよ!」
という意見に耳を傾けて、オリラジも漫才に挑戦したんです。
漫才は10年間もやって、誰の記憶にも残りませんでした……。
中田敦彦の逆襲。漫才やコントよりも、ふざけて踊ったり歌ったりするほうが向いていることに気付く
普通の芸人なら、上位の検索で「漫才」や「コント」の「ネタ」が表示されます。
しかし、オリラジで検索すると「バラエティ番組で歌ったり踊ったりふざけたり」している動画のアクセス数が多かったんですね。
もしかしてふざけるほうが、向いているんじゃないか。
漫才が、向いてないんじゃないか。
その後、「ラッスンゴレライ事件」が2015年に起こります。
オリエンタルラジオが、後輩芸人「8.6秒バズーカ」のネタ「ラッスンゴレライ」を完全コピーするという悪ふざけをしました。
その動画が、空前のブームになったんですね。
ただふざけていたほうが、一生懸命作った漫才よりも何十倍も再生されてしまったのです。
芸人ってこうだろ?というものをはみ出したときに、自分たちの強みが出ることに気付いたんですね。
それが『PERFECT HUMAN』のヒットに繋がっていくことになります!
才能の見つけ方その1「自分が得意なことを人に訊く」【才能ある人は周りからのアドバイスを参考にする】
名物がないと言っている島の人が、でっかいイカが取れることがすごい、ってことに気付かなかったように。
中田敦彦さんが、ふざけたりダンスしたりプロデュースすることが、得意だと気付かなかったように。
なぜならそれは、自分にとってはできて当たり前のことなんですね。
だから、周りの人に訊くことが大切になってきます。
才能の見つけ方その2「才能はコンプレックスの裏側にある」【才能の正体・「優れるな、異なれ」の意味】
「自分の良さを、みんな意外と自分自身で嫌ってる」と中田さんは言います。
コンプレックスがあるということは、「周りの人と違う」ということなんですね。
中田さん自分のことが無能だと思ったらこの言葉を思い出してくれ、と言います。
「優れるな、異なれ」
誰かに勝とうとして追い越そうとすると、同じ線を走ることになってしまいます。
その線を走るのをストップして、他の線を走れば、先頭はあなたになるのです。
作家の村上龍さんが「才能とは欠落である」という名言を述べていました。
作家になる人の中には、社会不適合な人が多いです。
上司に反抗してしまったり、協調性がなかったり、人と違う考えを持っていたり。
ただ、だからこそ彼らは、作家になれたんですね。
例えば自分の欠点が「面倒くさがり」だとします。
それは、一つの才能です。
なんでも面倒に感じる人が、その面倒を解消するための新たな発明をしたりしますからね。
才能の見つけ方その3「いろいろやってみて、勝てる場所を探す」例えば林修先生の場合
まずはいろいろ挑戦してみる。
ほとんどの挑戦は、失敗するでしょう。
しかし、なぜか周りの人より自分がうまくいってしまう、勝ててしまう場所が見つかるかもしれません。
予備校講師の林修先生の場合は、それは「人に教える」ことでした。
林先生は、予備校講師の仕事がずっと嫌いでした。
東大時代の仲間たちは、官僚になったりアナリストになったり華々しく活躍しているのに、なんて自分はちっぽけな仕事をしているのだろう、と。
でも、勝てる場所だから、必死にがんばり、テレビ出演に繋がっていくことになります。
自分の「才能」が、自分が「やりたいこと」と違う場合もあります。
「やりたいこと」よりも「できること」をやれ、と林先生は言います。
自分のできることを全力でやれば、周りの人から感謝され結果もついてくるはずです!
中田敦彦様の御言葉をもっと知りたい方は著作『天才の証明』がありますよ!
わたしも早く読まなければ!
『中田敦彦のyoutube大学』もおすすめ!視聴無料!現在の活躍!
中田敦彦さんが、youtube動画で講義しているのですが、無料なのにクオリティが高すぎます!
→【公式】『中田敦彦のyoutube大学』トップぺ―ジはコチラ