どうも皆さま、お疲れさまです!
当ブログ『作家になるためのシステム』で2年半にわたって、さんざん小説の書き方などを紹介してきたわけですが……
「肝心のお前の新人賞の進捗状況はどうなっとんねん!作家になれるとか書いてるサイトの運営が、まだ作家デビューできてないって矛盾しとるやないか!」
と思われている方もいると思います。
目次
小説執筆2020年の近況報告と2021年の計画・作家デビューへの道
このブログ以外にもいくつかサイトを持ってまして(内容はトップシークレット)、それらに記事を書くような生活をしていたんですね。
7月8月9月だけは『横溝正史ミステリ&ホラー大賞』への投稿を目指してホラー小説を書いてたんですが、結局間に合わずに完成できなくて2020年は1作品も新人賞に送ってないです……。
こんなに小説を書かなかった年は珍しいです。
が、しかし……
2021年はまた、小説執筆モードに入る予定です(ブログも更新しながら)。
小説の新人賞を受賞する方法をマヂカルラブリーから学ぶ・M1グランプリ2020優勝・自分のやりたいことを貫きながら分かりやすい作品を作る!
『M1グランプリ』を観ると、毎年泣きそうになってしまいます。
というのも、お笑いレースの賞コンテストを目指している芸人の方は、小説の新人賞のコンテストを目指している作家の卵と似ている気がするんですね。
人生を変えるために、作品を創り出すことに心血を注いでいます。
しかし、今年は絶賛され、見事優勝を勝ち取ったのです。
では、2017年と2020年でマヂカルラブリーのネタは何が変わったのでしょうか?
『M1グランプリ2017年』のマヂカルラブリーは、「野田ミュージカル」のネタでした。
ミュージカルが始まってるかと思いきや実は席を探している客の描写だった、というシュールな内容で斬新で面白かったんですが順位は最下位でした。
つまり2017年のネタは
「自分のやりたいことを貫いた、観客にとって分かりづらいネタ」
だったんですね。
それが2020年ではどうなったかというと、たとえば「つり革」のネタ。
圧倒的にわかりやすくて、とにかく笑えます。
「自分のやりたいことを貫いて、かつ観客にとって分かりやすいネタ」
に変わったんです。
「自分のやりたいこと」をただ貫くだけでも駄目だし、かといって……
「最近こういうネタがヒットしてるから自分も似たようなのを作ろう」
という戦略も、薄まった二番煎じになって失敗します。
これは、漫才も小説も一緒だと思うんですね。
あくまでも自分がやりたいことを貫いて作品を作るべきだし、ただそれを、誰が観ても面白いと分かるように作らないとダメなわけです。
分かる人だけ分かればいい、というスタンスだと、シュールな作品になりがちです。
「自分がやりたいこと」と「周りが求めること」の創作のバランスの問題は何年も考えてきたんですけど、やっと自分なりの答えが見つかった気がします。
「やりたいこと」と「周りが求めること」の2つの間を取るわけではないです。
中間ではない。
あくまでも軸は、自分がやりたいことであるべきです。
そうでなければ、自分がやる意味がありません。
他の人でもできることならば、すぐに真似されてしまうでしょう。
2021年は、小説をたくさん書いて新人賞に片っ端から投稿していきます。
文学とかエンターテイメントとかミステリーとかホラーとかライトノベルとか長編とか短編とか、ジャンルにはこだわりません。
自分が面白いと思う作品を、読む人も面白いと思ってもらえるように書きます。
結果はブログで随時報告していきます。
お互い、頑張っていきましょう!
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