古本屋の店長はなぜ作家になれないのか
神保町の古本屋でアルバイトをしていたことがあって、そのときにずっと不思議に思っていたのが、神保町にはたくさん本を読んでいる古本屋の店長が大勢いるのに、なんで誰一人作家になれないのだろうか、ということでした。 作家というの…
神保町の古本屋でアルバイトをしていたことがあって、そのときにずっと不思議に思っていたのが、神保町にはたくさん本を読んでいる古本屋の店長が大勢いるのに、なんで誰一人作家になれないのだろうか、ということでした。 作家というの…
以前、ライトノベル作家がデビューした年齢をまとめてアップしましたが、今回は作家の人数を202人に増やして、再度アップします。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビ…
新人賞の投稿規定で、原稿用紙換算枚数で何枚以上何枚以内として、応募している賞が多いんですよね。 たとえば「野生時代フロンティア文学賞」は ・400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚の長編作品。手書き原稿不可。 ・A4…
参考文献:『公募ガイド2013年9月号』 目次1 あらすじは何のために書くのか【小説新人賞投稿時の梗概】2 あらすじは最後まで書くべき【小説を応募するときの概要の書き方・オチ】3 あらすじの分量はどのぐらいがいいのか・9…
『悪の教典』や『黒い家』の作者の貴志祐介さんが『コージ魂』というテレビ番組で話してたんですけど、 小説家って二種類いたんですね。 逆算型と即興型。(貴志さんはこういう呼び方はしてませんでしたが…) 逆算型の作家はラストを…
今まで何回かに分けて小説のアイデアの生まれ方を書いてきたわけなんですけど、実はアイデアを考えるのってそんなに難しいことじゃないし、結構大勢の人ができるんですよ。 例えばうちの母親もたまに手紙で小説のアイデアを送ってくるん…
マヌエル・プイグというアルゼンチンの作家が書いた『蜘蛛女のキス』っていう作品がありまして、 この作品はほとんど、刑務所に入れられた二人の会話だけで書かれてるんですね。 その形式に衝撃を受けて、他にもこんな本ないのかなあっ…
以前、川柳のコンテストによく投稿してたんですけど、川柳のコンテストって主催者がテーマを決めてるんですね。 「お金」に関する川柳を送ってください、とか、「サラリーマン」にまつわる、とか「痔」のことで川柳を書いてください、な…
小説のアイデアは、いきなりパーンと最初から最後までの企画が生まれることはほとんどなくて、 「アイデアは種のようなもので、最初はとても小さいところから始まる」 ことが多いんですね。 これは貴志祐介さんや冲方丁さんがやってい…
小説に何を書けばいいか、ってのは難しい問題だと思うんですけど、執筆マニュアル本に良く載っているアドバイスで、 「自分のことを書きなさい」 っていうのがあるんですね。 僕はこのアドバイスは、半分本当で、半分嘘だと思ってるの…
ライトノベル作家がデビューした年齢を調べたのでまとめてみます。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビュー作(小説)が出版された年齢を調べました。 既に誕生日がきて…
何かの物語論で書いてあったのですが、小説というのは基本的には「目的」で引っ張るか「謎」で引っ張るかのどちらかだ、ということらしいんですね。 目的というのはたとえば、桃太郎が鬼退治に行く、などですよね。 謎というのはたとえ…
『ショートショートの広場9』(阿刀田高:選)に掲載された60作品の中から、本日は僕が独断と偏見で選んだ第二位の作品を紹介します。 →「ショートショートの書き方~第1回~「if系」の創作について」はコチラ 第二位 『墓碑銘…
雑誌『小説現代』で、阿刀田高さんが選考委員のショートショートコンテストが行われていて、毎月五作品が採用されて掲載されるんですね。 その作品を一年分まとめて、六十作品が毎年文庫本になります。(僕の作品も過去に2回掲載された…
小説でAという作品を書いていて、なかなか途中で書き進められないときに、ふと、まったく別の作品Bのアイデアが浮かぶことがよくある。そして、Bをちょっと書いてみると、Aよりもよっぽど面白い作品になりそうな気がしてくる。 だが…
自分が書いた小説を人に読んでもらうということを、小説を書き始めて何年間も、ほとんどしてこなかった。 いくつか理由があるが、まずは単純に恥ずかしい、というのが大きい。 小説は自分の考えなどがどうしても出てきてしまうので、日…
以前、作家がデビューした年齢をまとめてアップしましたが、今回は作家の人数を201人に増やして、再度アップします。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビュー作(小説…
ディズニー映画『ズートピア』と海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の共通点に気付きまして、というか、これは面白い作品すべての共通点ともいえるわけなんですが、まあ例えば設定が面白いとかキャラクターが個性的とかね、いろいろある…
作家がデビューした年齢を調べたのでまとめてみます。 新人賞でデビューした作家は新人賞を受賞した年齢を、新人賞を獲らずにいきなり本を出した作家はデビュー作(小説)が出版された年齢を調べました。 文豪の方は、同人誌以外の雑誌…
小説を書いていて複数名の登場人物が会話をしているときに、「鈴木が言った」とか「鈴木は聞いていた」と普通に書いては単調になってしまうので、様々なパターンの会話中の仕草の描写を取り入れたいと思って本を読んで研究してみました。…
短編ミステリーの賞は今、大きいのだと全部で年間三つありまして、それぞれの賞の傾向を僕なりに分析してみたのですが…。 目次1 まず、東京創元社主催の『ミステリーズ!新人賞』の傾向2 次に、双葉社主催の『小説推理新人賞』の傾…