『常連になる技術』第1回~常連の店を作れば楽しい~
常連客になって「いつものちょうだい!」と言いたい【行きつけの店がほしい】 「いつものちょうだい!」 と店で注文するときに言えるような、立派な大人になりたい。 そう思って、今まで生きてきました。 それだけを考えて生きてきた…
常連客になって「いつものちょうだい!」と言いたい【行きつけの店がほしい】 「いつものちょうだい!」 と店で注文するときに言えるような、立派な大人になりたい。 そう思って、今まで生きてきました。 それだけを考えて生きてきた…
まず、ファナモとは何か。 ファナモは、「ウンコに代わる次世代排泄物」のことなんですね。排泄物がウンコから、匂いもなくつるっとしていてカジュアルでキレイなものに進化した未来が描かれます。 SFの作家がいろんなものを進化させ…
何かの物語論で書いてあったのですが、小説というのは基本的には「目的」で引っ張るか「謎」で引っ張るかのどちらかだ、ということらしいんですね。 目的というのはたとえば、桃太郎が鬼退治に行く、などですよね。 謎というのはたとえ…
『ショートショートの広場9』(阿刀田高:選)に掲載された60作品の中から、本日は僕が独断と偏見で選んだ第二位の作品を紹介します。 →「ショートショートの書き方~第1回~「if系」の創作について」はコチラ 第二位 『墓碑銘…
雑誌『小説現代』で、阿刀田高さんが選考委員のショートショートコンテストが行われていて、毎月五作品が採用されて掲載されるんですね。 その作品を一年分まとめて、六十作品が毎年文庫本になります。(僕の作品も過去に2回掲載された…
おっと、私うお座じゃないから関係ないと思ったそこのあなた!この運勢はうお座以外の人でも、A型の人、長男・長女の人、もしくは九州か関東地方出身の人、苗字が鈴木さんか佐藤さんか高橋さんにも、大体当てはまるから是非チェックして…
小説でAという作品を書いていて、なかなか途中で書き進められないときに、ふと、まったく別の作品Bのアイデアが浮かぶことがよくある。そして、Bをちょっと書いてみると、Aよりもよっぽど面白い作品になりそうな気がしてくる。 だが…
『世にも奇妙な物語』を観るうえで僕が特に重要だと思っているポイントは、「アイデア」と「ラスト」の二点です。 世にも奇妙な物語『来世不動産』のあらすじ・キャスト(高橋克実)・原作・バカリズム・ネタバレ少しあり まずアイデア…
脚本家の三谷幸喜氏が以前『ごきげんよう』の番組で、「スランプってあるんですか?」という質問に対して、 「しょっちゅう壁にぶつかることはありますよ。徹夜して一行も書けないこともざらですからね」 …
著者のMBとは何者か ファッションバイヤーで、発行しているメルマガも人気です。おしゃれをセンスや感覚なものと捉えるのではなく、ロジックで言語化していき、誰でもおしゃれになれる、ということを解説しています。 初の著書『最速…
嫉妬というのは、トンチンカンなことが多いと思います。 大企業に勤めていてめちゃくちゃモテていて、さらに本まで出されている方とお話したことがあります。 モテと、金銭的安定と、クリエイティブと、いろいろな要素を満たしていて、…
注:この文章は、2008年9月29日に書かれたものです。 夕食を何にしようか迷いながら、オレは自転車をこいでいた。 おっと、言い忘れていたが、これは昨日、9月28日(日曜)のできことである。 あるラーメン屋の前を通りすぎ…
小説の新人賞には、ミステリーの『江戸川乱歩賞』やら、エンターテイメントの『小説すばる新人賞』やらたくさんあるが、最もレベルが高いのは、『日本ホラー小説大賞』だと僕は思う。 投稿する新人賞の受賞作を対策のために読むことがよ…
はじめに キャラクター作りが苦手です。 というのも、僕は小説創作において、「キャラクター」よりも「アイデア」を重視してきたんですね。 このことはいずれ、僕が「世にも奇妙な物語」が好きな理由、に絡めてじっくりと書きたいと思…
おめでとうございます。 あなたたちは今日から、自由な世界に羽ばたかれます。私はそのことを、とても 嬉しく、そして誇らしく思います。 会社を当日仮病で休むために大切な3つのこと【理由は風邪を引いたでOK】 今日は皆さまに、…
自分が書いた小説を人に読んでもらうということを、小説を書き始めて何年間も、ほとんどしてこなかった。 いくつか理由があるが、まずは単純に恥ずかしい、というのが大きい。 小説は自分の考えなどがどうしても出てきてしまうので、日…
村上龍『69 sixty nine(シクスティナイン)』の凄みを、読み返すたびに感じます。 こんなにポップで読みやすくて、ギャグ満載でゲラゲラと笑えて、恋愛もあって社会への反抗もあって青春もあってスリリングな展開もあって…
小説の面白さって、何なんだろうと、たまに考える。 映画にも漫画にも演劇にもない、小説だけの魅力。 それはたぶん文体なのでは、と思った。 言葉の選び方、表現の巧みさ、文章のリズム、そういった文体こそが、他のジャンルにはない…
村上龍が好きな人と、どの作品が好きかの話しをすると大抵盛り上がる。 東に『映画小説集』が好きだと主張する人がいれば、「分かる分かる、いいとこつくねー」とうなずき、西に『長崎オランダ村』が最高!と言う人がいれば、「いやー、…
人生の目的は何か【ニーチェさんの場合は力への意志】 人生の目的は何のか、というのは、難しいテーマの一つです。 家族のために生きている人もいるし、仕事のために生きている人もいるし、恋人のために生きている人もいるでしょう。 …
プロット作りが大変な理由【小説の構想を考える】 小説のプロット(あらすじ)を考えるときにいつも困るのが、小説があまりにも自由すぎて何でもありということなんです。 たとえば、舞台を東京にするとします。 東京の中でも、渋谷に…
世の中は、名前の分からないもので溢れている。 たとえば街で通り過ぎる女性。 ああ、あの人の名前はなんというのだろうか?きっと「桃子」みたいな素敵な名前に違いない、などと妄想しても、結局答えは分からぬまま。 空を飛んでいる…
作家:貴志祐介について 1959年生まれ。1997年に『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞 の大賞を受賞しデビュー。『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞受賞。『新世界より』で第29回日本SF大賞受賞。悪の教典』…
執筆ハウツー本はどんなものがおススメか 小説を書くためのハウツー本はたくさんありますが、やはり実際に面白い小説を書いている作家の本が一番参考になると思います。 この本では冲方丁(うぶかたとう)氏(本屋大賞を受賞した『天地…