幻冬舎から出ている五冊の森博嗣氏の日記(『すべてがEになる』『毎日は笑わない工学博士たち』『封印サイトは詩的私的手記』『ウェブ日記レプリカの使途』『数奇にして有限の良い週末を』)から、前回紹介しきれなかった僕の好きなセリフをアップしていきたいと思います!!
前回の名言はコチラ!→森博嗣氏の名言「笑いたまえ。いくら努力しても…」
「こんなに頑張っているのに、どうしてうまくいかないの?」
「うまくいくように、頑張ってみたら?」肩凝りを治す方法を求む!!(ただし、あまり肩の凝らない方法に限ります)。
企業の人事部は優秀な学生を採るのではない。
犬ぞりレースのために犬を選ぶとき、賢い犬を選びますか?お金をケチるよりは、時間をケチった方が良いかも。しかし、人によって時間の価値は、お金の価値以上に幅というか、バラツキがありますね。
「やりたいこと」と「できること」は一般に異なる。一致させる必要もない。
はっきりいって鬼のように忙しい(鬼はこんなには忙しくないでしょう)。
本書は2001年だから、もう3年もまえのことになるけれど、今読み返してみると、このとき既に書いていたのか、ということが多かった。当時はまだ抽象的だった思考が、3年後に具体化する、ということかもしれない。人は、まず最初に考える、という証拠だろう。
さあ、今年も残すところあと362日か。
いつでも最高に大切なことは冷静で客観的な自覚でしょう。
円周率が3なら、大化の改新は600年だな(どっちが役に立つ?)。
今は大切なことでも、「既に書いたからなあ」と抵抗を感じることばかり。「また同じことを書いている」と古い読者に思われますからね。しかし、新しい読者にはそれがわからないわけです。大勢を相手にしようとするシステムを維持しようとすれば、必ずこのジレンマに襲われるわけです。可能なかぎり、両立を目指す努力はしますけれど、森の場合は、どちらかの選択を迫られれば、躊躇なく新しい読者を選びます。
道具に金をかける、ことの意味がわからない人は、少なくともクリエータにはなれません。
「人生に目的のある人間は何に手を出すべきでしょう?」
「自分の時計をまず見ましょう。そして、横見をして人の人生を眺める時間を減らすべきです」何をやったか、は見える。何をやろうとしているか、は見えない。
ところで、いろいろな才能を持っている人が実は世の中に非常に多い。そういうときに、「まず何か一芸に秀でた方が」と言うことがありますけれど、その必要はあまりないと思います。もしプロを目指すのであれば、商品の質はもちろんですが、何よりも、生産力が問われるわけですから、いろいろなことをやっても、それなりの量を生産できれば問題はありません。いろいろやることで、どれも少量になるのがまずいだけです。
前進するために必要なことその3:常に過去と比較し、自分の速度を把握する。
来年はどんな年でしょう。少なくとも、今年より忙しくなることは確実です。
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