『連鎖理論』~公募コンテストで最優秀賞を獲る方法~




今回はアイデアが連鎖していく、という話を書いていきたいんですが、

以前、短歌を投稿して最優秀賞をもらったことがありまして、

表彰式に招待されたんですね。

僕が書いたのは「流れ星」に関する句だったんですけど、

選考委員は、短歌とか俳句のプロの先生なんですけど、その方たちから「この句はどんなときに浮かんだんですか?」

と質問されたんです。

先生方は僕が星空を眺めながら句を考えていたと思ってたみたいなんです。

もしそうだったらロマンチックですよね。

でも実際は、そうではありませんでした。

 

 

 

僕はパソコンの前で考えたんですね。

 

 

 

その話をしたら、先生方はとてもがっかりした表情を浮かべました。(次回からは、選考委員の方に正直に創作プロセスを言うのは止めようとそのとき誓いました)

僕の創作のプロセスとして、まず一つ句を考えるんです。

最初の句は何でも良いんです。

たとえば、観覧車に関する句を作るとします。

観覧車に彼女と乗っているような句ですね。かなりベタですよね。

その句が面白いかどうかは別にどうでもいいんです。

それで、観覧車の句が浮かぶと、そこから連鎖して、他の句が浮かびます。

たとえば、観覧車でいいんだったら、メリーゴーランドでもいいじゃん、という風に。

それで、メリーゴーランドとかコーヒーカップの句を書いてみます。

そのあと、別に遊園地じゃなくてもいいじゃん、ってことで、カップル二人でビーチに行く句とかを考えます。

「波の音 ほにゃららほにゃらら ほにゃららら ほにゃららほにゃらら 潮風そよぐ~」

みたいに適当に高速で作るわけですね。

そうやって連鎖していって、土手の自転車二人乗りの句とか花火の句とか満月の句とか作っていて、

あ、星空を眺めている句を作ろう、ってなります。

それで星空を書いたあとに、

どうせ星を書くなら流れ星のほうがよくね?ってことで、

流れ星の句を作ったわけです。

ちなみに、この短歌の賞には25句作品を送ったのですが、流れ星の句は15句目に浮かんだ作品でした。

こういうことが、公募をやっているときはよくありました。

つまり何が言いたいかというと、「流れ星」の句が単体で、僕の頭に浮かんだわけではない、ということです。

「流れ星」の句が浮かぶまでに、他の句を14句考える必要があったわけです。

「観覧車」から始まって、実際にパソコンに句を書いていって、連鎖していろんな句を書いていくうちに、たまたま「流れ星」の句が浮かんだ。

それで25句できあがったあとに、自分ではどの句がいいかなんて分からないので、とりあえず全部送るわけです。それでたまたま「流れ星」の句が評価された、ということなんですね。

ブログとかツイッターとかで文章を書いている人にはこの感覚は分かってもらえると思うんですが、何かについてまず一つエントリーを書くと、そこから連鎖して派生して、他のことも書きたくなるんですね。

だから、書く時期はたくさん書いて、書かない時期は全く書かないことになるんです。

最初の一つの作品をまずなんでもいいから書かないと、いつまで経ってもその次の作品は生まれてこないんですね。

長編小説もなかなか完成できない時期があったんですが(9年ぐらい)、なんとか一つ書き上げたら(その作品は今思えば失敗作でしたが)、今は次から次に連鎖して書きたい作品が浮かんでいます。

そもそも今回のエントリーも、先日「家庭教師理論」をブログに書いて、そうしたら連鎖して「生徒理論」を書きたくなって、そこから派生して「連鎖理論」を書いていると。そういうわけなんですね。

 

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