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努力しているのにうまくいかない例(努力の限界効用逓減の法則)




高校のときにA君という友達がいたんですけど、定期テストの前になると、いつも休み時間に漢字の勉強をしてるんですよね。

漢字は、国語のテストで100点中20点分出るんですけど、簡単な問題も混ざっているので勉強しなくても多くの人は8点ぐらいは取れるんです。

でもA君は漢字検定とかも受けるぐらい漢字が好きで、薔薇とか檸檬とかも書けるぐらい勉強していて、漢字は毎回20点満点取るんですけど、他の教科の勉強をその分やってなくて、全体的な成績は芳しくない、みたいなことになってたんですよね。

経済学に、「限界効用逓減(げんかいこうようていげん)の法則」という用語があるのですが、ジュースを一杯飲むのに200円かかるとして、最初の一杯にかかる費用(200円)で得られる喜び(効用)を100だとすると、次の一杯(これも200円)で得られる喜びは50に減ってたりするんです(少しジュースに飽きてきたので)。

それで次の一杯はさらに喜びが減っていくという流れで、効用が逓減(だんだん減る)していってしまうんです。

このように費用と効用が比例しなくなる関係がありまして、努力がうまくいかないのもこのパターンが多いなあと思ったんです。

自分の例で当てはまるのでいえば、以前短歌の賞で10万円当たったことがあったんですよ。

それで、そのときは俳句とか川柳とかキャッチコピーとかを、一ヶ月に400作品ぐらい投稿してたんですよね。

で、400個で10万円当たるなら1000個送ったら大変なことになるぞ、と思ってそれ以来、毎月1000句もの短歌やらネーミングやらダジャレやらを送り始めたんですよね。

やはり1000も考えるとなるとかなり時間を使うので、本来の目的である小説を書く時間も少なくなり、ひたすら投稿していたのですが、ほとんど当たらないんですよね。(送る作品も似たような内容のものが多くなってしまいますしね)

 

つまり、あるジャンルで努力をするときに、努力の量に比例して結果が必ずしも出るわけではなく、努力と結果の関係は逓減していくこともある、ということなんです。

 

 

結果がある程度までしか出ないジャンルというのがあって、そこにあまり時間を費やしても仕方がないし、徒労感が半端ない。

だから今努力をしているのにうまくいっていない人は、本当にそれは努力が報われるジャンルなのか、ということをもう一度確認して、努力するやり方や方向を少し変えてみる、というのはアリかもしれません。(と、自分に一番言い聞かせているのですが…)

 

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