二重投稿について【再応募・使い回し・新人賞・うまくいったケース】




新人賞に投稿するときに気を付けないといけないのは二重投稿ですね。では、二重投稿とはどんなものなのでしょうか。

二重投稿について【処分】

一つの作品を二つ以上の賞に同時に送ってはいけません。小説や漫画などの作品で二重投稿が発覚した場合は、その作品の入賞・入選が取り消されることが一般的です。

バレないじゃないか、と思いきや、新人賞の下読みをやる人は出版社をまたいで掛け持ちしていたりするので、結構バレてしまうこともあるみたいですね。リスクがあるので、絶対に二重投稿は駄目ですよ。

 

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二重投稿にならないケース。再応募・使い回しについて

一つの賞に送って、その賞で落ちたことが分かったら他の賞に送って大丈夫です。これは「再応募」や「使い回し」と呼ばれるものですね。

ルール的には再応募はしてもいいのですが、再応募は無駄だ、という説もあるみたいですね。無駄だと言われる根拠には大きく分けて二つあるようです。

 

(1)一つの賞に送って落ちたということは、その作品に何らかの欠陥があるからだ、と。それを他の賞に送っても、また落ちるに決まってるから意味がない。そもそも、下読みが他の賞も兼人していることもあり、同じ下読みに当たってしまうこともありそうなると確実に落とされる。

(2)プロの作家になったら、毎年何作も書かなければならない。だったら、一つの賞に落ちたらすぐに次の作品を書いて、新しい作品を送る用でなければプロになってもやっていけない。

 

この二つの説は確かにそうだと思うんですけど、僕は「再応募」や「使い回し」に賛成派なんですね。

 



「再応募」「使い回し」でうまく行ったケース【中村文則さん・新人賞の下読みが傑作を見逃す】

たとえば、中村文則さんみたいに、他の賞に送って落ちた作品をそのまま他の賞に送ってデビューした作家もいます。

 

それまでと文体も変えて、集中して書いたんです。それを新潮新人賞に送ったら、文藝賞と群像新人賞に送った時は一次で落ちていたのに、そのまま受賞してデビューすることになって。原点に帰ってやりたいことをやるのがいちばんなんですね。
(作家の読書道:第152回 中村文則さんより引用)

 

一次で落ちた作品を他の賞に送ったらデビューできちゃいました、という、こういうケースがやっぱりあるんですよね。こういう例がいくつかある以上、再応募を否定するのは難しいですよね。実際に、下読みが傑作を見逃しているわけですから。

僕も公募に送っていた時は、川柳を送って落ちて、他のコンテストで同じテーマのがあってそこに同じ作品を送ったら受かった、ということは結構ありましたからねえ。

下読みが見逃す可能性もあるし、賞によって受かる作品が変わることもあるので、「再応募」は無駄ではないと思います。

 

新作を書きながら、落ちた作品を再応募していけばいいのではないでしょうか

再応募することによって、新作を書かなくなってしまうのでは駄目だと思いますが、新しい作品を書きながら、前に書いた作品を他の賞に投稿すれば受かる確率も上がるしいいと思います。

何より、新人賞の結果待ちの状態を増やしたいんですよね。一つだけしか結果待ちがないとそれが落ちたら終わりなので、常に2,3個の賞で結果待ちになっているような状態に、今年はしていければと思います!!

ただしごく稀に、メフィスト賞みたいに再応募すら禁止しているコンテストもあるので注意が必要です。ただ再応募を禁止している賞は今のところは少ないと思います。
 

「再応募」「使い回し」をするには、精神的にタフでなければならない

自分では傑作だと思って書いたミステリー短編を、最初は「北区内田康夫ミステリー文学賞」に送って落ちて、次に「ミステリーズ!新人賞に」また送って落ちて、次に「小説推理新人賞」に送って落ちるという、三回時間差で一次選考落ち、というショックを味合わされたこともあるのですが、そのおかげで結果に納得がいったから良かったです。自分を納得させるためにも、何度も同じ作品を送るのはありですね。

再応募をするとこのように、何度も落とされる、ということも増えてくるんです。それで落ち込んでしまうような人は、止めたほうがいいかもしれません。

ただ一つ言えるのは、恋愛と一緒で、初めて告白して振られるとショックですけど、10人も100人も告白して振られても、最後のほうは感覚がマヒしてきて、別にダメージを受けなくなってくるんですね。無限に告白できるようになるというか。

僕は今はそういう状況になっていて、一次選考に落とされてもほとんどダメージを受けない体質になりましたね。そうなったら、どんどん再応募してしまいましょう!

 

 

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