マーケティングの本を最近まとめて十冊ぐらい読んだんですけど、『シュガーマンのマーケティング30の法則』が一番しっくりきて面白かったので紹介します!
目次
- 1 『シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは』ジョセフ・シュガーマン著【要約・感想を紹介していきます】
- 2 いきなり『シュガーマンのマーケティング30の法則』の欠点を書く【新しい情報が書いてあるわけではない】目次を一部抜粋
- 3 マーケティング戦略の「一貫性の原理について」「買い手が購入を決めた瞬間に、ほかの商品を勧める」
- 4 簡単に使えるマーケティング戦略を紹介【欠点の告知】
- 5 使えるマーケティング戦略【物語(ストーリー)】の紹介(実践例)
- 6 この本の最大の魅力は、実際にマーケティングの法則を使ってみたくなる【営業・仕事・必要性・意義・マーケティングを一言で言うとトリガーを動かす】
- 7 メンタリストDaiGoさんも『シュガーマンのマーケティング30の法則』本をおすすめしていました・興味・すごさ
- 8 『シュガーマンのマーケティング30の法則』は、マーケティングを学びたい人におすすめ【電子書籍・ kindle版は今はない】
- 9 『ザ・コピーライティング』ジョン・ケープルズ(著)もメンタリストDaiGoさんが薦めていておすすめです!広告とキャッチコピー
- 10 『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』ジョセフ・シュガーマン・セールスライティングの教科書・本・アマゾン
- 11 おすすめ書評関連記事まとめ
『シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは』ジョセフ・シュガーマン著【要約・感想を紹介していきます】
いきなり『シュガーマンのマーケティング30の法則』の欠点を書く【新しい情報が書いてあるわけではない】目次を一部抜粋
まあ褒めてばかりもなんなので、まずは欠点から書きましょうか。
『シュガーマンのマーケティング30の法則』は別に新しい方法が書いているわけではないんですね。
30の法則の中には
「あ、これ他のマーケティングの本にも書いてあったことだな」
と思う法則がほとんです。
ただしこの本の凄いのは、その法則を使うとなぜうまくいくのかを、筆者の実体験で物語として紹介しているところです。
読み物として面白いし頭に入りやすいんです。
例えば、この本の目次を一部抜粋しますと、
【心理的トリガー11】「ゴリラ・サバイバル作戦」で幸せ結婚生活
【心理的トリガー12】悪魔は理屈に棲んでいる
【心理的トリガー17】全国世捨て人会議
こんな感じです!
どんなマーケティングトリガーなのか、ワクワクしてきますよね!
マーケティング戦略の「一貫性の原理について」「買い手が購入を決めた瞬間に、ほかの商品を勧める」
たとえば、
「買い手が商品を購入した瞬間に、商品を追加で勧めると売れやすい」
という「一貫性の原理」がマーケティングにはあるんですね。
車を買う時って買うまでは長時間迷うと思うんですけど、一度買うと決めたらそのあとに
「あとカーナビやドライブレコーダーもオプションでつけられますよ」
「ハンドルをかっこいいのに変えられますが…」
と勧められたら、追加して購入してしまう人が結構いると思います。
「ついで買い」のマーケティング自体は、他のマーケティングの本にも書いてるんですよ。
『シュガーマンのマーケティング30の法則』の良い点は、シュガーマンさんがなぜ「一貫性の原理」に気付いたかの実体験が書いてあるんですね。
アイスクリームの注文手順を変えることで同じ商品なのに違う値段になった、という不思議な経験をシュガーマンさんはします。
その実際の体験から、「一貫性の原理」の法則を導き出しているわけです。
簡単に使えるマーケティング戦略を紹介【欠点の告知】
他にも
「商品の欠点は隠さずに真っ先に言え」
というマーケティングの法則があります。
これは大事ですね。
なぜ欠点を自分から言わなければいけないのか。
「消費者というのは非常に賢い。あなたが思っている以上に賢い」
からなんですね。
欠点を隠そうとしてもバレます。
そして欠点を隠したことで、売り手の信用は失われます。
そんな人から、商品を買おうとは思わないですよね。
それならば、自ら欠点を言う。そしてその欠点を補うメリットを紹介していけばいいんですね。
使えるマーケティング戦略【物語(ストーリー)】の紹介(実践例)
例えば筋肉をつけたい人に、ダンベルを売ろうとするとします。
その人は、別にダンベルが欲しいわけじゃないんですよね。
筋肉がついて、周りにモテていたりする自分が欲しいわけです。
「商品」ではなくて、「物語」を売るんです。
この手法は、TVCMなどでも頻繁に使われてますね。
実際に試してみたくなったので、「物語化」の広告の文章を自分でも書いてみました。
この文章では、「ポメラ」という電子メモを物語にして紹介しています。
→ポメラDM200を持った一日を想像してみよう!【妄想小説・キーボード】はコチラ
僕の場合はパロディというか、かなりわざとらしく書いているのですが…。
この本の最大の魅力は、実際にマーケティングの法則を使ってみたくなる【営業・仕事・必要性・意義・マーケティングを一言で言うとトリガーを動かす】
『シュガーマンのマーケティング30の法則』はワクワクさせてくれるんですよね。
ああ、この法則を自分も使ってみたい、という気にさせてくれます。
マーケティングというものが難しいものではなく、楽しいものなんだ、という気分にさせてくれます。
マーケティングの意義や必要性についても楽しみながら気付かせてくれます。(マーケティングとは一言で言うと、お客の心理トリガーを動かす試みです)
本を読んでも書いてあることを実行しなければ人生は変わらないと思うんですが、この本には人を期待させて、実際に動かす力があると思いました。
たとえば営業の仕事をしている方がこの本を読んだら、営業に早く行きたくなってくるんじゃないでしょうか。
メンタリストDaiGoさんも『シュガーマンのマーケティング30の法則』本をおすすめしていました・興味・すごさ
メンタリストDaiGoさんも『シュガーマンのマーケティング30の法則』をおすすめしていましたね。
DaiGoさんもここに紹介されている法則をかなり使っていると思います。
DaiGoさんの本だと『自分を操る超集中力』がおすすめですごいです!
→メンタリストDaiGo氏の朝行うべき7つの行動『自分を操る超集中力』感想・書評はコチラ
『シュガーマンのマーケティング30の法則』は、マーケティングを学びたい人におすすめ【電子書籍・ kindle版は今はない】
お気づきの方もいるでしょうが、今回のブログでもマーケティングの30の法則の中から「欠点の告知」「物語(ストーリー)」「権威」の3つの法則を使って、『シュガーマンのマーケティング30の法則』を紹介しています。
さて、この本を買いたくなった人はいるでしょうか。
『ザ・コピーライティング』ジョン・ケープルズ(著)もメンタリストDaiGoさんが薦めていておすすめです!広告とキャッチコピー
『ザ・コピーライティング』は広告やキャッチコピーが学べる本ですね!
値段はちょっと高いんですけど、広告のいろいろな成功例が知れるので、こちらもおすすめです!
『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』ジョセフ・シュガーマン・セールスライティングの教科書・本・アマゾン
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