小説を書くときにも役に立つ、ポモドーロテクニックを紹介していきます!
目次
ポモドーロテクニックとは何か。名前の由来・根拠
パスタのポモドーロをゆでる時間が25分だったということが名前の由来になっているようです。
先延ばししてしまうようなやりたくない作業(しかしやらなければいけない作業)、をこなすときに、このポモドーロテクニックは有効ですね。
なぜ先送りをしてしまうかというと、タスクがつまらなかったり、複雑だったり、完璧に仕上げなければいけないというプレッシャーだったりするわけです。
『ポモドーロテクニックでは、ものごとを終わらせることに集中するのではなく、集中することに集中することで、たくさんの仕事を終わらせることができるのです』
~『アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門』Staffan Noeteberg(著)より引用 ~
ポモドーロテクニックのやり方・25分集中して5分休憩が基本【2時間ごとに長い休憩・コツ】
25分集中して作業して、そのあと5分休憩します。
休憩が終わったら、また25分作業します。
これを4回繰り返したあと(2時間)は、少し長めの休憩(30分~60分)を取ることが推奨されています。
休憩のタイミングなどは目安なので、各自やりやすいように変更して大丈夫です。
例えば、25分集中したあと、10分休憩するのもいいと思います。
ポモドーロテクニックをやるときは携帯の電源を切り、パソコンでのネットサーフィンも禁止・勉強
25分間は作業以外のことを一切してはいけません。
携帯の電源を切り、メールを返してもいけませんし、来客の対応もしてはいけません。
やってみると、25分1つのことに集中することがこんなに大変だったんだ、ということが分かると思います。
いかに現代は誘惑が多いか、気がそれてしまうことが多いか、ということでしょう。
ポモドーロテクニックをやるときに使う道具【キッチンタイマー・ストップウォッチ】失敗例・アプリ
トマト型のキッチンタイマーを購入したんですが、
カチカチカチ
という音が気になって全然集中できませんでした。
しかもすぐ壊れました。
というわけで、僕はジョギングで使っている時計を使っています。
自分に合ったタイマーでやるのがいいと思います。
(携帯のストップウォッチ機能やアプリを使う場合は、機内モードにするなどして電話は繋がらないようにする必要があります)
ポモドーロテクニックはこんな人におすすめ・メリット・効果・仕事や読書にも
長時間集中力が続かない人や自由に使えるのが細切れの時間が多い人にはおすすめです。
メリットとしては、作業に入るまでの時間が速くなるので、進行ペースも速くなると思います。
ポモドーロテクニックを使って小説を書く【実践例・推敲作業】
小説を書くときに、最初のアイデアを考えるところや、思いついたことをとりあえずバーッと書いていくところは、リラックスしてできるようになってきたんです。
思いついたアイデアを広げていく作業ですね。
ただ、小説を最後まで書き終わってから、推敲する作業はいつまで経っても大変です。
前半と後半で辻褄が合ってないシーンを直したり、余分なシーンを削ったり、複雑な描写のシーンを書いたり、伏線の回収の仕方を調整したりとか、面倒ですね。
この推敲作業が本当に苦手で、例えていうならば、学生時代の定期テストの前日みたいな気分に毎回なるんです。
勉強やらなきゃいけないけどとりあえず部屋の掃除しよう、などと考えてしまうのは、多くの人にとってあるあるだと思います。
なので、小説推敲作業の時は、ポモドーロテクニック使って時間を区切ってやっています。
1章(10ページぐらい)の推敲を25分やって、5分休憩。
2章(10ページぐらい)の推敲を25分やって、5分休憩。
というような感じですね。
ポモドーロテクニックのデメリット・めちゃくちゃ疲れる
僕の場合は、これをしょっちゅうはできないですね。
小説の新人賞の締め切り前の、推敲で大変な時だけポモドーロテクニックを使っています。
普段は、チャンドラー方式(ただ何時間もパソコンやポメラの前に座っている方法)で書いてます。
というわけで、なかなか作業に集中できない人は、ポモドーロテクニックを試してみることをおすすめします!
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