プロゲーマー梅原大吾さんの慶応丸の内キャンパスで行われた、二時間に及ぶ伝説の講演があるのですが、その中から名言を紹介していきます。
梅原さんは、話もうまくて哲学も凄くて、僕はこの講演の動画を10回以上観直しています!
(僕の中では、スティーブ・ジョブズ氏のスピーチより衝撃を受けましたね)
目次
ウメハラダイゴ氏の名言「自分にとって一番楽しいことは、おそらく過去にもうある」
この歳になると…、この歳になるというかこの立場になるとですね、いわゆる成功者と言われる人たちに、まあちょこちょこ会わせていただくわけですよ。
そうすると、あ、自分と違うなあ、と思わされることが多くて、それ何かっていうと、なんか未来に期待してるんですよね。
未来に期待してるって言い方すると、お前は未来に期待してないのかって…、いや、そうじゃなくて…。
たぶんですけど、自分にとって、子供が生まれるとかそういう一大イベントは置いといて、自分にとっての一番楽しいことは、おそらく過去にもうあるんですよ。
あれを超える楽しさってのはない。
なんでかって言うと、あの頃より自分が純粋になれることはないですから。
だから、もう失っちゃってるんですよ、一番楽しいことってのは。
ん~、きっとみんなそうですよ。
子供の頃より楽しいってことは、ない。
いろんなことを手にしてくけど、ほんとの意味で子供の頃より楽しいってことはないと思うんだけど、でもちょっとでもあの頃に近づきたいんですよね。
で、成功している人たちを見ると、成功してる人たちってひとくくりにするのも失礼だけど、
なかには、もっと名誉だ、もっと金だ、もっと偉くなりたいって…。その先に何かあると、感じてるんだろうなあ、と見ながら思うんだけど、いやいや変わんねーだろって。これはどこまで行っても一緒だと思うよ、ってのが僕の感覚なんですよ。
だから何をこう求めて動いているのかと言われれば、一番楽しかったあの頃にちょっとでも近づきたい、ってことですね。
そのために、いらないものがあれば、平気で捨てちゃう。
~梅原大吾氏慶応丸の内キャンパス講演会の1時間26分50秒あたりから1時間28分40秒あたりまで引用~
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梅原大吾さんの名言の感想『経験を積めば積むほど感動が薄れていく』
今回引用したのが、2時間の講演のうちの「わずか2分」の内容ですからね。
こういう濃い話が、バンバン出てくるんですよ。
今回取り上げた話もかなり哲学的な内容で「人生のピークは子供時代だ」と梅原さんは明言してしまってるんですよね。
いかにも賛否両論を巻き起こしそうな興味深いテーマで、僕はこの話に完璧に賛同しているわけではないのですが、というのもですね、人は過去を美化しがちな傾向があると思うんです。
子供時代は楽しかったけど、嫌なこともたくさんあったはずなんですよね。
お小遣いが少なくて欲しいものが買えなかったり、嫌な先生がいたり、寒い中サッカーの練習をさせられたりとか、きついことも結構ありましたからね。
ただ、子供のころ初めてやったゲームの感動や、初めて人を好きになったドキドキ感みたいなものは、大人になってから手に入ることはないでしょうね。
どんなにお金を積んでも、どんなに出世しても、もうあの喜びは味わえない。
子供のときって、金とか名誉なんかなくても、公園で遅くまで遊んでいるだけで楽しかったですからね。
僕は本を読むのが好きなのですが、本を読んでいても、昔のような感動は減ってきました。
何か小説を読んでも「以前に読んだあの作品に似てるなあ」と思ってしまって、経験を積めば積むほど、感動が薄れていくんですね。
では大人になって経験を積んだ僕たちは、どうやって生きていけばいいのか。
その一つの回答が、梅原さんの「一番楽しかったあの頃にちょっとでも近づきたい」という行動原理ですね。
それは金とか名誉とかの大人のルールに振り回されずに、純粋に自分が楽しかったり興味があることをし続けることでもあります。
ただやっぱり大人として生活していかなければならないので、梅原さんも話していましたがある程度の金や地位はどうしても必要にもなりますし、いろいろなしがらみなどもありますが、その中で、できるだけもがく、ということなのかと思いました。
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