2018年将棋大賞の結果が発表され、最優秀棋士賞は豊島将之二冠が選ばれました!
豊島さんはタイトルを二つ(棋聖・王位)獲得して、さらにA級順位戦一位で名人戦の挑戦者にもなっていますし、序盤・中盤・終盤、隙がないですし納得の結果ですね!
目次
2018年将棋大賞結果まとめ【2018年4月1日~2019年3月31日】
最優秀棋士賞 豊島将之二冠
優秀棋士賞 渡辺明二冠
升田幸三賞 藤井聡太七段
敢闘賞 広瀬章人竜王
新人賞 大橋貴洸四段
最優秀女流棋士賞 里見香奈女流四冠
優秀女流棋士賞 渡部愛女流王位
名局賞 名人戦第1局(佐藤天彦名人VS羽生善治九段戦)
→将棋の棋士がプロ入りした年齢まとめ【最年少・年齢制限・プロ編入試験】はコチラ
→プロ棋士通算対局数ランキングまとめ(羽生善治竜王が通算2000局達成!)はコチラ
藤井聡太七段が受賞した升田幸三賞とはどんな賞か【新手・妙手・7七同飛成】
升田幸三賞は新手や妙手を指した棋士に贈られる賞です!
竜王戦5組ランキング戦決勝の藤井聡太七段対石田直裕五段戦の△7七同飛成が選ばれました!
→藤井聡太七段が子供の頃に使っていたおもちゃキュボロがすべらない話で話題に
藤井聡太七段の△7七同飛成の何が凄かったのかを解説します【伝説・升田幸三賞】
2018年6月5日の第31期竜王戦5組ランキング戦:藤井聡太七段VS石田直裕五段戦を振り返ります。
藤井さんの後手番となり、戦型は角換わりになりました。
石田直裕五段の▲7二銀の飛車・金両取りが決まって藤井聡太七段がピンチかに思われたのですが…。
このあと△8六飛、▲8七歩、△7六飛、▲7七歩と進んだ局面。
ここで伝説の手が飛び出します。
藤井聡太七段の△7七同飛成。
この手は、次の手で金で飛車が取られてしまいます。
つまり、「飛車」と「歩」の交換をしたことになるんですね。
「終盤は駒の損得より速度」という格言があって、駒損してもスピード重視で攻めるときがあるにはあるのですが、さすがに飛車と歩だと価値が違いすぎますからね。
しかし結果的にこの手が好手で、このまま藤井さんが攻め続けて勝利を収めます。
●藤井聡太七段の伝説の手「△6二銀」については↓から
→藤井聡太七段が中田宏樹八段に大逆転勝ち!【結果・速報・年間勝率・成績・第32期竜王戦】はコチラ
将棋関連記事まとめ
→将棋漫画のおすすめ作品を紹介します!【ジャンプ・羽生・奨励会・連載中・感動】はコチラ
→将棋盤オススメまとめ【どこで買える・サイズ・折りたたみ・高級・子供】はコチラ
→藤井聡太七段が第16回詰将棋解答選手権で優勝!五連覇達成!【結果・速報・チャンピオン戦】はコチラ
→藤井聡太七段【史上最速百勝達成】の伝説の一手~必至を解除する男~はコチラ
→藤井聡太七段の2018年の成績・結果まとめ【現在・負けた対局・勝率】はコチラ
→藤井聡太七段VS増田康宏六段(順位戦対局の感想)二人の天才の対局で何が起こっていたのか!?はコチラ
→藤井聡太七段が倒さなければならない7人まとめ【将棋界の王下七武海】はコチラ
→藤井聡太七段が朝日杯連覇優勝!決勝で渡辺明棋王に勝利【結果・速報】はコチラ
→藤井聡太七段が杉本昌隆八段に弟子入りを申し込んだときに注意されたことはコチラ