『若くしてデビューした人は、書き始めたのが、早かった』中谷彰宏氏の名言




作家を目指す人に是非オススメしたい名著である『人は誰でも作家になれる』中谷彰宏著、から役に立つ名言を紹介していきます!

『嫌なことや辛いことに出会った時、材料を手に入れた作家はニコニコする』中谷彰宏氏の名言はコチラ

 

若くしてデビューした人は、書き始めたのが、早かった。



「若くして、彗星のごとく、デビューする新人作家がいます。それに比べて、自分はデビューするのに時間がかかりすぎる。やはり才能がないのではないだろうか、とがっかりすることはありません。職業作家としてデビューするには、誰でも、例外なしに、10年かかります。早くデビューする人は、早く書き始めただけなのです。25歳でデビューする人は、15歳から書き始めたのです」

デビューするまでは例外なしに10年かかる、と言い切ってしまってるのはすごいですね笑。

ちなみに、800冊以上本を出している中谷彰宏氏も、最初の1冊の本が出るまでに10年かかったそうです。

よく「1万時間ルール」という言葉がビジネス書に出てきて、どの分野でもプロになるには1万時間の努力が必要だと言われていますが、毎日3時間の努力を10年続けると、大体、1万時間になるんですよね。

たまに20歳でデビューする人とかいますよね。

ああいう人は、不思議な魔法みたいな能力があるんだと思ってたら、そうではなくて、「単に書き始めたのが早かった」というのが大きいんですよね。

まあ、早くから自分のやりたいことを見つけられる、というのも才能の一つともいえますが。



20歳でデビューした朝井リョウ氏は、小学生から小説を書き始めていた

20歳でデビューした朝井リョウ氏も、小学生のときに小説を書き始めて、何年生から本格的に書き始めてかは分からないですが、小学校6年生でもう、新人賞に投稿してますからね。

仮に小学校4年生から小説を書いていたとしたら、ちょうど10年かかっていますね。

ちなみに僕は、作家になると決めて努力し始めてからもう12年6カ月経っているのですが、まだデビューできていないので遅い方ですね…。

個人差はあるので、10年頑張れば必ずデビューできるわけではない、ということですね。

まあ、大器晩成型なんでしょうねえ。(遠い目をしながら)

将棋のプロ棋士には年齢制限があるが、小説家デビューには年齢制限がない

将棋のプロ棋士になるのは年齢制限があるので(年齢制限を超えてからのデビューという例外もあるのですが、かなり狭き門です…)、基本的には小学校6年生ぐらいまでに、アマ4段とか5段ないと、プロになるのは難しいです。(小学校3年とか4年でこのぐらい強い人もゴロゴロいるので)

中学生から将棋を始めたのでは、基本的にはもう遅いんですね。

その点、作家デビューに年齢制限がないのはありがたいですね。

自分が小説を書き始めたときから、とりあえず10年を目安に頑張ってみるのもいいかもしれません。(僕は10年以上続けていますがね)

 



 

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