羽生善治竜王が通算2000局を達成しました!
羽生善治竜王が本日(11月21日)、順位戦A級5回戦で阿久津主税八段との対局で、史上7人目となる通算2000局を達成しました!
四段昇段後から32年11カ月3日での達成は、谷川浩司九段(37年8カ月15日)を抜いて、史上最速とのことです。
そして2000局も指しているのに、勝率7割以上をキープしているのはとんでもないことですね。
対局数が多いというのはどういうことかというと、将棋の対局は負けると脱落のトーナメント形式の棋戦が多いので、基本的には勝てば勝つほど対局数が多くなる傾向があるんですよね。
タイトルを取れば、毎年挑戦者との番勝負も行われますしね。
つまり、対局数が多い棋士は、強くて実績のある棋士、と言えるかと思います。
ただ例外もあって、藤井聡太七段みたいに、あまりにも勝ち過ぎたために段位が上がって新人棋戦に出られなくなって、一時的に年間の対局数が減ることもあるのですが…。
2000局達成が羽生竜王で7人目ということで、羽生竜王より対局数の多い6名のプロ棋士の方の対局数を調べてみました。
→藤井聡太七段VS増田康宏六段(順位戦対局の感想)二人の天才の対局で何が起こっていたのか!?
プロ棋士の通算対局ランキング
5位 中原誠十六世名人・有吉道夫九段 2090局
4位 内藤國雄九段 2132局
3位 谷川浩司九段 2140局
2位 大山康晴十五世名人 2214局
1位 加藤一二三九段 2505局
というわけで、なんと対局数が一番多かったのは、加藤一二三九段(ひふみん)だったんですね!
加藤先生は最近バラエティ番組でいじられっぱなしですけど、将棋やっている人にとっては神的な存在なんで、丁重に対応して頂きたいと思いますね。
羽生竜王はあと506局指せば、歴代1位の対局数になるのですが、それは達成可能かを考えてみます。
→将棋の棋士がプロ入りした年齢まとめ【最年少・年齢制限・プロ編入試験】はコチラ
羽生善治善治竜王のここ10年の対局数
2008年 65局
2009年 48局
2010年 57局
2011年 63局
2012年 68局
2013年 62局
2014年 54局
2015年 47局
2016年 49局
2017年 54局
2008年~2017年 567局
1年平均対局数 56.7局
このペースでいくと、あと9年ぐらいで2506局の歴代1位を達成できる可能性がありますね!
ただし最近強い若手が増えてますから、羽生竜王といえども今のペースで対局数を積み重ねていくのは、かなり大変かと思います。
また、現在通算対局数2140局で3位の谷川浩司九段も、現役でバリバリ活躍されていますので、これから対局数が増えていくでしょう。
羽生善治竜王か谷川浩司九段が、歴代1位の記録を更新できるかに今後注目していきたいと思います!
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