明日(11月23日)、斎藤慎太郎王座と藤井聡太七段の、第4期叡王戦本戦トーナメントの対局が行われます!
そこで、斎藤王座がどんな方なのか書いていきます。
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斉藤慎太郎王座は棋界一のイケメン棋士
将棋のプロ棋士って意外とイケメンが多くて、ananとかで特集して頂ければと思うんですが、斎藤王座が一番イケメンっていう意見は多いと思いますね。僕もそう思います。
都成龍馬さんがワイルド系なイケメンなのに対して、斎藤王座は、爽やか系なかわいいイケメンなんですよね。
他にも、佐々木勇気さん、中村太一さん、黒沢怜生さん、阿久津主税さんなどの若手のイケメンもいますし、郷田真隆さんみたいな、大人の雰囲気の方もいますね!
電王戦でコンピューターソフト(Apery)と対局
斎藤王座が有名になったきっかけになったイベントがありまして、
電王戦という、コンピュータソフト5台とプロ棋士5人が団体戦で対局するイベントを毎年やってたんですよ。
2013年は、プロ棋士側の1勝3敗1分(阿部光瑠さんのみ勝利)
2014年は、プロ棋士側の1勝4敗 (豊島將之さんのみ勝利)
という流れでコンピューターが強すぎて、さらに年を重ねるごとにコンピューターが進化していって、プロ棋士でもなかなか勝てなくなってたんですよ。
それでこういう団体戦は2015年に最後にしようという話になって、背水の陣として、5人のプロ棋士誰が出るんだと思ってたら、
トップバッターが斎藤慎太郎さんだったんですよ。
当時斎藤さんは21歳の五段で、デビューしてまだ一年ちょっとしか経ってない新人でした。
A級のトップ棋士でもコンピューターに勝てないのに、新人出してどうすんだよ、タイトル持っている人とか出してよ、という空気がちょっとあったんですよね。
こういう状況で出場を決めるというのは、相当勇気が必要だったと思いますよ。
そんな中、斎藤さんが、
「タイトルホルダーの方に私では不足だったと思わせてはいけない。
その中ででも、自分としては、自信があると思ったから今ここにいる」
って言ったんですよね。
このセリフはかっこよかったですね~。
顔だけじゃなくて発言もイケメンというね。
そして有言実行で、Aperyっていう強いコンピューターに勝っちゃったんですよ。
その時からこの人はいずれタイトルを獲るだろうと思っていました。
そして王座になる
そしてつい最近なんですけど、先月、中村太一さんと王座戦5番勝負をして3勝2敗で勝って、初の王座のタイトルを獲りました。
ただこの王座を獲るまでにひとつドラマがありまして。
王座の挑戦者になるためのトーナメントの準決勝で、斎藤さんは、藤井聡太七段と対局しているんです。
そこで藤井聡太さんに勝って、次の決勝の渡辺明棋王にも勝って、タイトル挑戦できたんですね。
つまり、藤井聡太さんはもし斎藤慎太郎さんに勝っていれば、そして次の渡辺棋王にも勝てれば、タイトル挑戦できてたんですよ。
藤井聡太さんは最年少タイトル挑戦の歴史的記録まで、あと二歩(二勝)のところまできてたんです。
それを食い止めたのが、この斎藤慎太郎さんなんですね。
Aperyという化け物を止めたように、藤井聡太という怪物を食い止めていたんですよ。
そんな二人が、また明日(11月23日)対局するので楽しみですね!!
斎藤慎太郎王座と藤井聡太七段の共通点
二人の共通点は、詰将棋解答選手権で複数回優勝していことです。
第8回、第9回の大会は斎藤王座が優勝していて、第12回~第15回は藤井聡太七段が優勝して現在四連覇中です。
詰将棋が得意というのは、終盤がとんでもなく強いということになります。
明日は二人の激しい終盤のねじり合いを楽しみにしたいと思います!!
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