(この文章は2014年3月29日に書いたものです)
小説を書くとき、タイトルがまず先に浮かんで、そのタイトルに合った作品を考えて書くことがたまにあるんです。
今回の作品は、四年前に題名は思いついていて、漠然としたアイデアも考えていたのですが、書き始めてみてもなかなかうまくまとまらないことが何度かあり、結局放置していたものでした。
ただ、この作品がいつまでも未完のままだと前に進めないと思い立ち、何とか三月の一ヶ月で完成させて『ミステリーズ!新人賞』に投稿しました。
今回ちゃんと締め切りに間に合って送ることができたのは、以下の記事の影響も大きいと思います。
この記事を簡単にまとめると、締め切り前に徹夜などをしてラストスパートをかけても、ギリギリでミスが発見されたりして間に合わないことが多いので、それよりも前半に飛ばして完成に近づけておき、後半にゆっくりと修正するほうがいい、という内容です。
今まで僕は小説を書くときは、賞に投稿する締め切りがあった場合は、
1、下書き(アイデアを考えたりする時間)
2、執筆(とりあえず一度最後まで書く)
3、推敲(一度書き上げたものを見直す時間)
を1:1:1で三等分の時間でやっていたんですね(一ヶ月だったら、10日ずつ)。
しかしこれだと最後にバタバタして間に合わないことが多かったので、今回からは、下書き、執筆、推敲の時間配分を、『1:1:2』の割合に変更することにしました。
つまり一ヶ月で作品を書くときは、下書きと執筆を最初の15日までに終わらせます。ファーストドラフト(第一稿)をかなり速いスピードで終わらせて、とにかく最後まで書いてしまいます。
この時点では作品に矛盾があったり誤字脱字が多かったりするので、残りの15日でゆっくり見直しをしてアイデアを付け足していくようにします。
このやり方だと、締め切りに間に合わなくなるというリスクが減ると思います(ただ、結局何度も見直したりしているうちに締め切りギリギリになって慌ててしまうんですが…)。
まだ試行錯誤中ですが、今年は投稿する予定の賞はすべて、ちゃんと締め切りまでに作品を書き上げる予定です!
●追記
この『1:1:2理論』は毎回できているわけではないのですが、初稿(ファーストドラフト)を早めに終わらせて、推敲の時間を多めにとるようになってから、締め切りに間に合う確率が高くなりました(今でも間に合わないこともありますが…)
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