前回に引き続き、現代の哲学者の一人である林修先生の名言を紹介していきます!やはり、若いころに修羅場をくぐった方の言葉は、深みが違いますね。
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林修先生の名言「正しい方向でなされた努力は裏切らない」
『「努力は裏切らない」という言葉があります。この言葉そのものは間違っていませんが、実は、少し補足が必要な言葉なのです。どう補えばよいかと言えば、
「正しい方向でなされた努力は裏切らない」
とすべきなのです。努力は、単に量だけでなく、方向性をもっているのです。このように、量だけでなく、方向性をもった大きさのことをベクトルと言いますが、努力はまさにベクトル量なのです』~『今やる人になる40の習慣』林修著より引用~
この言葉は目から鱗が落ちました。さすが、物事を冷静に分析できる林修先生ならではの含蓄のある言葉ですね。
僕も、なんでこんなに頑張ってるのにうまくいかないんだろう、と思ってきたことが人生で何度かあるんですが、たいてい、「努力の方向」を間違ってましたね。
例えば、作家を目指しているのに、毎月俳句を千句考えて投稿していたりしました。
別に俳句のプロになりたいわけではないのですが、公募で生活費を稼ぐために送っていたんですね。それに時間が取られて、小説が全然書けない、という時期もありました。
あきらかに努力の仕方を間違っていますね。
ただ、努力の方向があっているかどうか、というのは、自分で判断するのはかなり難しいと思います。一定期間ごとのフィードバックをして、冷静に客観的に結果と照らし合わせて、結果が出ていない場合は努力の仕方が間違っている、ということになります。
前もって正しい方向にだけ努力できればいいのですが、実際に間違えてみないと分からないときもありますしね。
「わかる」ことは「分ける」こと
『昔から「わかる」ことは「分ける」ことだと言われています。全部わからないということはまずないでしょうから、何がわかり、そして何がわからないか、何を聞くべきか、「分け」ながら考えていく作業がきわめて大切です。
逆に、何も考えずに漠然とした「大きな質問」(例えば「現代文のコツを教えてください」など)をする、これほど無駄なことはありません』~『いつやるか? 今でしょ!』林修著より引用~
これは小説の執筆でもそうだと思います。
例えば「小説をどうやったら書けるようになりますか」というのは、質問が漠然とし過ぎています。
まず、自分には今何ができて、何ができないのかを分けて考える。
題材が浮かばないのか、プロットが浮かばないのか、キャラクターが浮かばないのか、クライマックスが思いつかないのか、描写が書けないのか、短編は書けるけど長編は書けないのか、最後まで完成できるけど斬新さがないのか、などなど、自分が何ができて何ができないのがわかったあとだと、
「毎回同じような表現になってしまうが、ボキャブラリーを増やすにはどうすればいいのか」
とか
「小説の書き方は分かってきたが、仕事が忙しくて執筆をする時間がなかなか取れないが、どうすればいいか」
というような、具体的な疑問が浮かんできます。そして、疑問が具体的であれば、誰かに聞いたときに回答ももらいやすいですし、自分で解決策を考えていくこともしやすくなると思います。
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