最年少タイトルを目指し、数々の棋戦を高い勝率で勝ち進んでいる藤井聡太七段。
しかし、ほとんどのタイトル戦は挑戦決定までトーナメントなので、途中一回でも負けたらそこで終わりです。
今後、藤井聡太七段に立ちはだかるであろう七人の棋士をまとめてみました。
漫画『ONE PIECE』で例えると、「王下七武海」みたいなものなので、この7人を倒さないと偉大なる将棋界を制覇できないのです!
(あんまりONE PIECE詳しくないので、例えが間違っていたらすみません…)
追記:2020年7月16日藤井七段が渡辺棋聖に勝利し、初タイトル獲得最年少記録更新!藤井棋聖となりましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
目次
豊島将之二冠(竜王・叡王)【強い・名人】 VS藤井二冠 (6勝0敗)対戦成績
幼少の頃から棋界を引っ張っていく次世代のエースと期待されながらも、なかなかタイトルを獲れずに足踏みしていた。
が、近年覚醒し、一気に二冠獲得。
今年のA級順位戦も勝ち進んでいて、このまま名人のタイトルを獲れば三冠になり、棋界トップに君臨することになります。
(追記:現在は竜王と叡王の二冠です!)
藤井聡太七段にも公式戦で1度勝っていますね。(現在藤井二冠に6連勝中です)
元祖、序盤・中盤・終盤・隙が無い男!!
永瀬拓矢王座 VS藤井二冠 (1勝3敗)対戦成績
ニックネーム「軍曹」の異名を持っていて、将棋のことだけ考えて生活しているイメージ。
おそらく、棋界一努力をしている棋士と言っても過言ではないでしょう。
→叡王戦・永瀬拓也七段VS丸山忠久九段【結果・速報】永瀬拓矢七段の名言「将棋は努力が全て」
いつタイトルを獲ってもおかしくない実力者です
叡王戦は挑戦者決定戦まで進んでいるので、このまま初タイトルなるか。(追記:現在は王座のタイトルを持っています!)
コンピュータ「Selene」を鬼の所業で倒した場面は、鳥肌ものでした。
炎の七番勝負(非公式戦)で、藤井聡太七段に唯一勝った棋士。
公式戦ではまた藤井さんと対局がないですが、受けまくり、千日手しまくり、の泥臭い戦い方に、藤井聡太七段はどうやって対抗していくのかが楽しみです!
(追記:現在4局対局があり、藤井七段3勝永瀬王座1勝です)
菅井竜也八段 VS藤井二冠 (2勝5敗)対戦成績
数少ない振り飛車党で勝ち続けている棋士の一人です。タイトル通算1期。
現在も叡王戦で、永瀬拓也七段との挑戦者決定戦に進出しています!
プロ棋士なる前にネット将棋で年間1万局以上指していたという、実戦で培われた力は圧倒的です。
藤井聡太七段に対抗意識を燃やしている菅井七段は、有言実行し藤井さんに貫録の二連勝。
おそらく、藤井さんが苦手にしている棋士の一人ですね。
斎藤慎太郎八段・将棋界トップクラスのイケメン棋士 VS藤井二冠(2勝3敗)対戦成績
将棋界トップクラスのイケメン棋士で女性ファンも多いです。
去年悲願の王座のタイトルを獲りますます充実しています。
2015年将棋電王戦で、
「自分としては、自信があると思ったから今ここにいる」
と先陣を切って「Apery」というとんでもなく強いコンピュータに勝ったという、言動も行動もイケメンの棋士です。
詰将棋選手権で2連覇の経験を持ち、藤井さんと同じように寄せの正確さに定評があります。
藤井聡太七段に公式戦二連勝はさすがです!
→斎藤慎太郎王座について【イケメン・次戦の藤井聡太七段の対戦相手】はコチラ
広瀬章人八段 VS藤井二冠(1勝1敗)対戦成績
羽生善治さんを27年ぶりに無冠にしてしまった男。
羽生さんの通算百期に期待する人が圧倒的に多かった竜王戦の舞台で、結果を出すメンタリティは凄まじいです。
終盤の逆転術や粘り強さは、棋界でもトップクラスでしょう。
竜王のタイトルを獲り、現在は棋王のタイトルにも挑戦していてノリにのっています。
タイトルは通算2期。
藤井聡太七段は朝日杯の決勝で一度広瀬さんに勝っていますが、早指しの対局だったこともあり、次戦うときは恐るべき相手の一人ですね。
渡辺明名人・棋王・王将・三冠に! VS藤井二冠(1勝4敗) 対戦成績
タイトル獲得20期は、現役棋士の中で羽生善治竜王(99期)谷川浩二九段(27期)に次いで、第3位です。(追記:現在獲得26期です)
加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治竜王に続く、史上四人目の中学生棋士となりました。(その後、藤井聡太七段が、五人目の中学生棋士になります)
現在も棋王のタイトルを保持していて、さらに久保利明王将とのタイトル戦も勝ち星が先行しているので、このまま二冠になる可能性も高いです。(現在は名人・棋王・王将の三冠です)
実はまだ藤井聡太七段とは、公式戦でも非公式戦でも対局が一度もないんですね。
(追記:現在藤井二冠と5局対局があり、藤井七段からみて4勝1敗です)
歯に衣着せぬハッキリとした解説や発言をすることでも有名です。
将棋界の中でも、かなり論理的、戦略的な思考をしていて、ブログも人気です。
奥様が描いている漫画も面白いですね!
→68期王将戦挑戦者決定戦は渡辺明棋王と糸谷哲郎八段のプレーオフに【日程】はコチラ
→藤井聡太七段が朝日杯連覇優勝!決勝で渡辺明棋王に勝利【結果・速報】はコチラ
羽生善治九段【永世七冠】 VS藤井二冠(1勝4敗)対戦成績
説明不用の将棋界のレジェンド。
将棋に詳しくない人でも、羽生さんの名前と顔は知っているという、将棋という競技を全国区に広めたスーパースター。
タイトル通算99期、永世タイトル七冠など、前人未踏の記録を数々と打ち立ててきました。
広瀬章人さんから竜王のタイトルを奪取され27年ぶりの無冠になったことで話題になりましたが、A級順位戦でも上位にいますし、すぐにまたタイトルに挑戦してくれることでしょう。
二人の対局は、一度朝日杯の準決勝で藤井聡太さんが勝っているのですが、早指しの対局で藤井さんの先手番だったこともあり、持ち時間の長い戦いでどうなるか分かりません。
(追記:現在二人の対局は5局あり、藤井二冠4勝・羽生九段1勝です)
→プロ棋士通算対局数ランキングまとめ(羽生善治竜王が通算2000局達成!)はコチラ
今回紹介できなかった方以外にも、貴族と呼ばれている佐藤天彦九段や、コンピューター将棋を研究に取り入れた先駆者である千田翔太七段など、強い人はゴロゴロいるので、プロ棋士はみんなキャラが濃いなあと思います!
そうちゃん頑張れ~(*´з`)
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