世にも奇妙な物語の『非常識宴会』が素晴らしすぎたので紹介していきます!
目次
世にも奇妙な物語『非常識宴会』のあらすじ・キャスト(石黒賢)・原作・ネタバレ少しあり・超能力
本社営業マン300人のナンバーワンのエリート種田(石黒賢)は、田舎の支社にテコ入れのために行くことになった。
ここで首尾よく結果を出せば、本社に戻ってくるときには部長になれる。
種田がナンバーワンになれたのには理由があった。
契約を取るために、意地とプライドを捨ててありとあらゆる宴会芸をマスターしてきたのだ。
相手によって芸のバリエーションを変えるために芸のリストを作るほどの徹底ぶり。
田舎の支社に種田が着いたその日に、歓迎会の宴会が座敷で開かれることになった。
「うちは宴会をやるときには、芸を披露することになっているんです。まあ田舎の芸ですので。ぜひ種田さんにも芸を見せて頂きたいのですが」
と所長に言われ、支社の職員が次々と芸を始める。
「このメンツだったら、軽い手品か皿回しぐらいで充分だろうなあ」
と余裕を見せていた主人公は、次々と繰り出される非常識でハイレベルな芸に、驚愕し追い込まれていくのだった……。
(原作はとくにないので、オリジナル脚本のようです)
石黒賢さん主演の『世にも奇妙な物語』と言えば、菅野美穂さんと共演したサスペンスホラー『ミッドナイトDJ』も面白かったですね!
世にも奇妙な物語『非常識宴会』の感想・考察・ラストとオチのどんでん返しは、ただ予想を裏切ればいいわけではない
この物語をコメディとしてとらえていいのか難しいところです。
笑えるけれど怖い、という絶妙なバランスで成り立っています。
半分ぐらいは、ラストを当てられます。
さらに、予想を外した場合も
「そのオチは無理やり過ぎでしょ」
というような、めちゃくちゃなラストのことが多いですね。
ラストは視聴者の予想を裏切るのが大切ですが、ただ裏切るだけならば、いきなりとんでもない展開にしてしまえば簡単にできます。
例えば、恋愛の話だと思ったら、最後にいきなり地底人がやってきて、「fin」にすれば、誰も予想できません。
しかし、そんなとってつけたようなどんでん返しは、はっきり言って面白くないわけです。
(最近の世にも奇妙な物語は、この手の無理やりなどんでん返しがやや多い、と苦言を呈しておきましょうか)
大事なのは、物語のストーリーやテーマやアイデアと密接に関わりながら、かつ視聴者に予想されないような意外なラストを持ってくることで、これはなかなか至難の業だと思います。
今回の『非常識宴会』のラストはまさに
「やられた!」
と素直に驚けるようなオチで、『世にも奇妙な物語』の中でもトップクラスの切れ味ではないでしょうか。
他に『世にも奇妙な物語』でやられた!と驚いたラストで言えば、『ファナモ』も凄かったですね!
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