いきなり長編小説を書くのが難しい人は、まずは短編小説を書いて慣れていくのがおすすめです!
目次
短編小説とはどのぐらいの分量か?【ショートショート・中編との違い】
短編小説の枚数の厳密な定義はないと思うのですが、便宜上原稿用紙20枚~80枚ぐらいと考えていきましょう。
原稿用紙100枚を超えてくると「中編小説」と呼ばれたりしますし、原稿用紙20枚以下だと「ショートショート」になってきますからね!
村上春樹さんの短編小説の書き方【書き出し・文体・日数】
短編小説は3日で書け
短編小説は文章が「妖しくなくてはならない」【文体】
短編小説は実験台
じっくり時間をかけて書くよりも、思いついたアイデアをささっと書いてしまったほうが、短編の場合は上手くいきやすいそうです。
また、短い文章で読者を惹きつけなければいけないので、書き出しかの文章からインパクトを出していく必要がありますね!
そして、短編小説は失敗してもリスクは少ないです。いろんな書き方に挑戦する実験台にするのがおすすめです!
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫) 』に詳しく書いてありますよ!
短編小説の構成について・ミッドポイント理論がおすすめ!【ミステリーの例】
ハリウッド映画の脚本術で使われているミッドポイント理論は、物語のちょうど真ん中のところで話を大きく転換させることで、視聴者(読者)を飽きさせないようにする方法です。
例えば40枚の原稿用紙の短編小説を書くとしたら、真ん中の20枚のところで、大きく話を転換させることを意識してみます。
後半の20枚でその事件を解決していきます!
短編小説をたくさん書けば、連作短編にして長編小説にすることも可能【連作種類・ネタ】
『テーマ縛りの連作短編小説』
例:バレンタイン、野球、など1つのテーマを決めて短編を作っていく。
『キャラクターの連作短編小説』
例:毎回同じキャラクター(ホームズとワトソンなど)が出てくる短編小説。
『リレー方式の連作短編小説』
例:1話で出てきた主人公が、2話にも少し出てくる。2話は新しい主人公で、3話にも少し出てくる。登場人物がリレーになっていく方法。
短編小説の書き方【中学生や小学生に向けて】
小学生や中学生で文章を書くのが苦手な人は、まずは人に話すように小説を書いてみるのをおすすめします!
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