村上春樹さんの『村上RADIO~ステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽』がTOKYOFMで5月22日(金)22時~23時55分まで放送予定です!
(番組感想は↓に書きました)
目次
村上春樹さんの『村上RADIO~ステイホームスペシャル~』の放送内容・聴き方・公式ページ
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村上春樹さんがご自宅の書斎からお届けします
ーーーーー『村上RADIO ステイホームスペシャル
~明るいあしたを迎えるための音楽』5/22(金)22:00~23:55放送
(ちょっと先なのでぜひ手帳にメモを!)現在「村上春樹さんと考えたいこと」を募集中↓https://t.co/kXSKwmJT8r pic.twitter.com/IqyNU4fuW2
— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) May 12, 2020
第14回の今回は2020年5月22日(金)22時~23時55分まで、TOKYO・FMとJFN全国38局ネットで放送します。
ラジオが聴けない地域の方は、radikoのタイムフリー放送で無料で聴けます!
(5月29日まではradikoのページから聞けます。1時間ごと2つのページに分かれています)
『ステイホームスペシャル』ということで、今のコロナウイルスで自宅にいなければいけない人たちに向けてどんなメッセージをしてくれるのか楽しみですね!
個人的な希望としては、小説の創作についても語ってほしいですね!
村上春樹さんの小説執筆方法・名言『極端に言えば、最初の1行があればあとは書けちゃう』
ラストを決めずに村上さんは小説を書き始めるんですね。
小説のゴールを決めないで、どういう話になるかが自分でも分からない状態で小説を書いていく。
まず1行書きますよね。
そのあと、どうなるだろう、どうなるだろう、って毎日考えていくと、どんどん書けちゃうらしいんですよ。
なんでこんなやり方をしているかというと「ラストが自分で分かってたら小説を書くのが面白くない」って村上春樹さんは言うんですね。
終わりが分からないほうが自分でも書いてて面白いし、読む人もスリリングで面白いんだ、っていうのが村上春樹さんの意見ですね。
このラストを決めない書き方をしている作家の方が他にもいるんですけど、有名な方だと桐野夏生さんとか森博嗣さんとかも同じようなことを言ってますよね。
「即興型」と「逆算型」
と呼んでるんですよ。
村上春樹さんのやり方は「即興型」なんですよね。
ジャズみたいな感じで、その場で対応していく。
たとえば主人公がピンチになったら、こっからどうなるんだろうとその瞬間に考えていける人ってのは、いるんですよ確かに。
でも僕はこの「即興型」の書き方は、少数派だと思ってるんですよ。
普通はどうするかっていうと、「逆算型」です。
ピクサーの映画みたいな作り方ですね。
ラストを決めて、物語の時間配分も決めて、起承転結を作って、計算して書くやり方です。
逆算型の作家は、貴志祐介さんとか筒井康隆さんが有名ですね。
「即興型」か「逆算型」かは、人によって合う合わないがあると思います。
だから自分に合わないやり方を真似しても、うまくいかない可能性が高いかもしれません。
僕の場合は、村上春樹さんの長編小説の書き方は、真似できないです笑
ある程度設計図を作らないと、長編小説を完成できないんですね。
ただ人によって合う人は、村上さんの創作方法を取り入れてみるのもいいのではないでしょうか!
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