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すばる文学賞(2018)の一次選考を通過しました(通過した人数・通過率6%)
集英社が主催する『第42回すばる文学賞』の一次選考を通過しました!
結果は、2018年8月6日発売の『すばる9月号』の224ページと225ページに記載されています。
一次選考を通過した人数は、今年は84人でしたね。今年の応募総数は掲載されていなかったのですが、第41回(2017年)は1366編、第40回(2016年)は1437編の応募があったようなので、おそらく今年もそのぐらいなのではないでしょうか。
仮に今年は1400人の応募があったとすると、わずか6パーセントの通過率となります。
すばる文学賞とはどんな賞か(選考委員・賞金・歴代受賞者)
集英社が主催する、「文学」の新人賞です。賞金は百万円で、受賞すれば作品は書籍化されます。
選考委員の方が、江國香織、奥泉光、角田光代、高橋源一郎、堀江敏幸、と豪華ですね。選考委員目当てで応募する人も多いでしょう。
歴代の受賞者としては、佐藤正午、辻仁成、金原ひとみ、などが有名ですかね。
「すばる文学賞」と「小説すばる新人賞」の違い
両方とも集英社が主催していて、名前も似ていて、締め切りも3月末なので、混乱しやすいですね。
この二つの大きな違いは、「すばる文学賞」は文学の賞ですが、「小説すばる新人賞」はエンターテイメントの賞なんですね。
「小説すばる新人賞」の選考委員は、阿刀田高、五木寛之、北方健三、宮部みゆき、村山由香、で、賞金は二百万円、受賞すれば作品は書籍化されます。
歴代の受賞者としては、荻原浩、熊谷達也、朝井リョウ、などが有名ですね。
また、他の違いとしては、「小説すばる新人賞」は「原稿用紙200枚以上500枚以内」で、「すばる文学賞」は「原稿用紙100枚から300枚程度」なんですね。エンターテイメントは長めのボリュームを求めていて、文学は少し短め(中編)ぐらいでもいいということなんでしょうか。
文学とエンターテイメントの違いというのは現代ではかなり曖昧になっていて、自分の書いている作品がどっちなのか、分からないときもあると思います。村上龍や村上春樹もそうですが、現代作品は、文学とエンタメが融合してるんですよね。
僕は、最初は「小説すばる新人賞」に送ろうと思ってたんです。で、書いていたら枚数が200枚いかなかったので(120枚くらい)、その枚数でも送れる「すばる文学賞」のほうに送ったんですね。
どちらに送るか迷ったときは、そのぐらいの決め方でもいいのではないでしょうか。(あとは選考委員で決めたり、歴代の受賞作の傾向で決めたりするのもいいかと思います)
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今回の感想と今までの新人賞投稿の結果
今回一次通過できて一番うれしかったのは、このブログに少し伯が付くことです(笑)
作家にまだなってないのに作家になるための方法をブログで書いているので、僕自身が早く結果を出さないと説得力が出ないですからね〜。
さて、今まで6作の長編を新人賞に送っているのですが、今回は野生時代フロンティア文学賞に続いて2回目の一次通過となります。一次選考通過率は、3分の1ですね。
2、日本ホラー小説大賞(第23回) →一次選考落選
3、野性時代フロンティア文学賞(第9回)→一次選考通過(565作品中83作品) →二次選考落選
4、小学館文庫小説賞(第9回)→一次選考落選
5、日本ホラー小説大賞(第25回)→一次選考落選
6、すばる文学賞(第41回)→一次選考通過 →二次選考結果待ち
また上記以外に、ミステリー短編をいろいろな賞に送りましたが(10作ぐらい)、すべて一次で落ちたので詳細は割愛します。ミステリーは向いてないのかもしれません…。
野性時代フロンティア文学賞は二次で落ちたので、今回のすばる文学賞は二次通過を目指したいのですが。
例年だと、次の発表は9月6日発売の「すばる10月号」に掲載されるようなので、また結果が分かり次第このブログにて報告できればと思います!
今後も新人賞に投稿した結果は、受かっても落ちても全部ブログにつまびらかに報告していく予定なので、リアルドキュメンタリーをお楽しみ頂ければ幸いです。
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